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シンプルパック「亜硝酸」
シンプルパック「亜硝酸」
シンプルパック「亜硝酸」の用途やJIS規格準拠等の情報
1 亜硝酸(亜硝酸性窒素及び亜硝酸イオン)
2 用途
3 「亜硝酸」の共存物質による影響
4 亜硝酸のシンプルパック法とJIS法との比較
5 公定法との比較
1 亜硝酸(亜硝酸性窒素及び亜硝酸イオン)
原理はスルファニルアミド・ナフチルエチレンジアミン法を採用しております。
本法はJIS法,上水試験法,衛生試験法などにも採用されていおります。
原理は亜硝酸イオンが酸性下でスルファニルアミドをジアゾ化し,これとN-(1-ナフチル)エチレンジアミンとの結合により生ずるアゾ色素を比色する方法です。
2 用途
水中の亜硝酸性窒素は主として大小便,下水などの混入によるアンモニア性窒素の酸化などによって生ずるため,水の汚染を推定するのに有力な指標の一つです。
深井戸や貯水低層において硝酸性窒素が還元された場合や,農業で使用された窒素肥料の地下水汚染の指標としても使用されます。
簡易水道や井戸水の検査,工程管理,用水管理,環境調査,養魚管理等に使用できます。
なお,亜硝酸性窒素あるいは亜硝酸イオンの両方の表し方があるため,カラーチャートには両方の濃度を記載し,いずれでも定量できるようにしました。
3 「亜硝酸」の共存物質による影響
共存物質
許容濃度 mg/l
共存物質
許容濃度 mg/l
共存物質
許容濃度 mg/l
Al
1000
Cr(III)
×
I
×
As
100
Cr(VI)
×
K
1000
B
1000
Cu
50
Mg
1000
Ba
1000
F
1000
NH
4
1000
Ca
100
Fe(II)
10
NO
3
1000
Cd
250
Fe(III)
50
PO
4
1000
Cl
1000
Hg
1000
SO
4
1000
Mn
1000
Pd
×
SO
3
500
Na
1000
Sn
×
フェノール
1000
Ni
250
Zn
250
残留塩素
×
CN
1000
Br
×
Pb
50
× は1mg/l未満でも測定不能
4 亜硝酸のシンプルパック法とJIS法との比較
風亜硝酸イオンが酸性下でスルファニルアミドをジアゾ化し、これとN-(1-ナフチル)エチレンジアミンとの結合により生ずるアゾ色素を比色する方法です。
また河川水及び工場排水についてJIS法と比較すると表-1に示したとおり、ほぼ同程度の結果が得られました。
なお、シンプルパック法の色見本については、3人が確認した値であり、いずれもJIS法あるいは検量線から読んだ値と近い値が得られました。
従って色見本による目視法の場合、全く問題はなく、日常分析として充分に使用できます。
■表-1 JIS法とシンプルパック法による検液中の亜硝酸性窒素含有量の比較(mg/l)
検水
JIS法
シンプルパック法
検量線
色見本
河川水 1
0.015
0.015
0.015
河川水 2
0.043
0.043
0.04
工場排水 1
0.055
0.053
0.06
工場排水 2
0.083
0.075
0.06
5 公定法との比較
JIS法のスルファニルアミド・ナフチルエチレンジアミン法と比較すると図-1に示したとおりである。
JIS法の定量範囲は亜硝酸イオンとして0.06~0.6mg/lの範囲で直線性を示すとされているがその範囲ではほぼ一致した値が得られた。
■図-1 亜硝酸のシンプルパック法とJIS法との比較