製品に関して良くお受けする、ご質問とそのご回答を掲載しております。
ダストフィーダは粉状の物質の粉じんを発生させる装置です。発生させる粉じん量に よりDF-3型とDF-5型の2機種があります。DF-3型の最大発生量は1[g/min]、DF-5型では5[g/min]となっております。 ダストフィーダを使うことにより長時間粉じんを発生させることができます。
以下の表は一例です。他の「粉状」の物質を発生させたい 場合にはお問合せ下さい。
| JIS種 別 | 成 分 | 粒 度 |
|---|---|---|
| JIS 1種 | けい砂 | 粗粒 |
| JIS 2種 | けい砂 | 細粒 |
| JIS 3種 | けい砂 | 微粒 |
| JIS 4種 | タルク | 微粒 |
| JIS 5種 | フライアッシュ | 微粒 |
| JIS 7種 | 関東ローム | 細粒 |
| JIS 8種 | 関東ローム | 微粒 |
| JIS 9種 | タルク | 超微粒 |
| JIS 10種 | フライアッシュ | 超微粒 |
| JIS 11種 | 関東ローム | 超微粒 |
| JIS 12種 | カーボンブラック | 超微粒 |
| JIS 15種 | 混合ダスト | |
| JIS 16種 | 重質炭酸カルシウム | 微粒 |
| JIS 17種 | 重質炭酸カルシウム | 超微粒 |
商用交流AC100V(50/60Hz)2Aが必要です。それ以外の電圧でご使用になられる場合にはご相談下さい。
圧力0.2[MPa]以上で、流量40[Litter/min.]以上を供給することができるエアー源。発生させる粉体によって はエアー元にドライヤー(除湿装置)を接続して、水分を除く必要があります。また、エアー中のオイル成分、ミスト成分などを除くために、 クリーンエアーユニットを推奨しています。新設する場合には別途コンプレッサーのお見積りも致します。 エアー配管等が既設されている場合には、ジョイント部を新設する必要があります。ご相談ください。
ダストフィーダにより発生させた粉じんは通常は粉じん用のチャンバに蒔きます。弊社ではステンレス製のチャンバをはじめとして、各種サイズ、材質のチャンバのご注文も承っており ます。ご相談下さい。弊社で扱うチャンバーは大きく分けて2種類あります。吸入実験用チャンバは動物 実験に用いるチャンバーです。環境試験用チャンバは各種コンシューマ製品などを粉じん濃度の高い環境 にいれて、影響をみる為のものです
ターンテーブル用リングとは、粉体を一定量にして発生部分に供給するための部品です。リング状の金属に 一定間隔で穴が開いています。この穴の数と大きさにより発生量を増減させることができます。ターンテー ブル用リングはTA-30、TA-31、TA-32、TA-33、TA-34の5種類があります。標準で付属しているターンテーブル用リ ングはTA-31です。なお、標準オプション以外に別途特注で製作することもできますのでご相談ください。
| ターンテーブル名称 | ターンテーブルグローブ容積[cm3] | 毎分の発生量[cm3/min] | 発生濃度(ρB=0.2)[mg/m3] | 発生濃度(ρB=0.5)[mg/m3] |
|---|---|---|---|---|
| TA-30 | 8.5 | 0.57~5.7 | --- | --- | ★TA-31(標準品) | 4.6 | 0.3~3.1 | 470~4700 | 1000~11000 | TA-32 | 1.5 | 0.1~1.0 | 150~1500 | 380~3800 | TA-33 | 0.5 | 0.03~0.3 | 50~500 | 120~1200 | TA-34 | 0.15 | 0.01~0.1 | 15~150 | 37~370 |
流量40[litter/Min.](内、エゼクタ流量20[Litter/Min.] ★DF-3型標準付属品、発生効率=0.3、ρΒ=紛体カサ密度[g/cm3] ターンテーブルグローブ容積とは前述の「ターンテーブルの穴」1つ分の容積の事です。
ある特定の粒子径以下の粒子だけを発生させたい場合に使用します。
ろ紙に吸引ポンプを用いて、粉じんをろ過捕集します。このとき捕集前と捕集後のろ紙の質量を量り、その差を求めると 捕集した粉じんの質量が求まります。更に総吸引量をガスメータで測定しておき、前者を後者で割り商を求めると質 量濃度[mg/m3]が求まります。 秤量法では、ある程度のサンプリング時間が必要であり、さらに秤量が必要である為、短時間の濃度変化を捉える ことができません。短時間の濃度変化を測定する測定器として当社の場合、光散乱方式の粉じん計を取り扱っております。
粉じんの物理的性質が変わらなければ、粉じんに光を照射したときの散乱光の量は粉じんの質量濃度に比例するという
原理を利用して、粉じん濃度の測定を行います。この原理を使った測定器が光散乱式の粉じん計です。粉じん計を使うこと
により秤量法よりも簡単で短時間に粉じん濃度を測定できます。ただし、物理的性質が異なれば質量濃度が同一でも散乱光量は
変化しますので、測定値は相対的な値となります。
粉じん計の単位は弊社ではCPM(Count Per Minits)という単位を用いています。一分あたり何カウントであったか
という意味になります。
ダストフィーダ単体では濃度を一定に保つ機能はありません。一定の濃度に制御するためには粉じん計で 測定した粉じん濃度によりダストフィーダをフィードバック制御する必要があります。 弊社では、粉じん計としてAP-632型、濃度コントローラとしてMR-632(8000-638)をご用意しています。AP-632型 は4タイプに分かれています。発生濃度に合わせて選択する必要があります。
| 型式 | 感度 | 測定範囲 | 測定時間 |
|---|---|---|---|
| AP-632 | 1CPH=0.001mg/m3 | 0.001~100mg/m3 | 1時間 |
| AP-632TL | 1CPM=0.01mg/m3 | 0.01~100mg/m3 | 1分間 |
| AP-632TM | 1CPM=0.001mg/m3 | 0.001~100mg/m3 | 1分間 |
| AP-632TH | 1CPM=0.0001mg/m3 | 0.0001~10mg/m3 | 1分間 |
たばこ煙発生装置は、主に吸入実験の際に必要なたばこの主流煙
を発生させる為の発生装置です。
元々はたばこ主流煙を小動物(マウス、ラット等)に吸入曝露させ、生体への影響研究や動物病態(COPD)モデルの
作成用として開発された製品です。また、たばこの煙を利用する他の試験にもお使い頂けます。
通常は、たばこ煙吸入実験装置 SIS-CS型として、吸入チャンバーと一緒に提供 させていただいています。
自動点火装置をスライドさせて、様々な長さのタバコに対応することができます、ただしタバコの太さは回転リング に依存しますので、一定の太さのものにかぎられます。
商用交流AC100V(50/60Hz)2Aが必要です。それ以外の電圧でご使用になられる場合にはご相談下さい。
圧力0.2[MPa]以上で、流量30[Litter/min.]以上を供給することができるエアー源。発生させる粉体によって はエアー元にドライヤー(除湿装置)を接続して、水分を除く必要があります。新設する場合には別途コンプレッサーのお見積りも致します。 エアー配管が既設されている場合には、ジョイント部を新設する必要がありますので、ご相談ください。
吸入実験にたばこ煙発生装置を用いる場合にはチャンバが必要になります。吸入チャンバーとして、鼻部曝露チャンバ をご用意しております。
SG-200は副流煙を上部排気口から排気できる構造になっています。通常は、お客様で既設のドラフトチャンバーへ排気を導入して 処理を行って頂いております。また、ドラフトチャンバー内のスペースに充分余裕がある場合には、SG-200を直接ドラフト チャンバー内に設置して作動して頂くことも可能です。 排気を正しく処理しないと、実験者が被爆してしまう可能性があります。その際には排気処理装置をご用命下さい。
マスクフィッティングテスタは財団法人労働科学研究所のご指導により開発された防じんマスク(使い捨て式および取替え式)着用時におけるフィットネス・チェック用テスターです。フィットネス・チェックとはマスクが正しく装着されているのかどうか(マスクの密着性)を確認することをいいます。
マスクは各マスクメーカーにより数多くの種類が発売されています。人の顔の形も個人個人でことなりますので、マスク着用の際には自分によく合いそうなマスクを選択することが必要です。
個々のマスク自体の性能は国家検定で保証されていますが、その性能を引き出すためには正しい取り扱い、すなわち顔面へ適切に密着しているかどうかを配慮する必要があります。
マスクフィッティングテスタMT-03は、内蔵されているパーティクルカウンタにより大気中とマスク中の粒子個数濃度を測定し、漏れ率を計算して表示します。
適切にマスクが装着されていれば、装着しているマスクの性能に従った漏れ率となります。 しかし、もしもマスクの密着性が悪く隙間が空いていたとすると、マスク内の粒子個数濃度は増加しますので、漏れ率が上昇します。
漏れ率が高い場合には、マスクの装着具合を調整して再度測定を行います。漏れ率という数値として表示されるため、適切な装着方法を客観的に把握することができます。
大気中には粒子状の物質が漂っています。粒子状の物質とは、判りやすい例を挙げると煙草の煙、ホコリ、花粉、黄砂などです。このうち10μm以下の粒子をSPM(Suspended Particulate Matter:浮遊粒子状物質)といいます。マスクフィティングテスタMT-03では このSPMを使って、マスクのフィットネスチェックを行います。
マスクのフィットネスチェックを定量化するために、マスクフィッティングテスタMT-03では、マスクの漏れ率を測定値から算出し表示します。 マスクを通して呼吸すると、大気中の粒子はマスクに捕集され、吸い込んだ空気は清浄化されます。 このとき、大気中の粒子の個数濃度(一定の体積の中に何個粒子が入っているのか)とマスクを通して吸い込んだ空気の個数濃度を測定し、その比を求めると漏れ率が求まります。
マスクが適切に装着されず密着性が低いと、顔面とマスクの隙間から大気中の粒子が漏れこんできてマスク内の粒子濃度が上昇します。その結果漏れ率も上昇します。
粒子の個数濃度は、パーティクルカウンタという測定器で測ります。マスクフィッティングテスタMT-03にはパーティクルカウンタが内蔵されています。
パーティクルカウンタでは、大気中の粒子個数を計数するため、内蔵されているポンプにより測定する空気を粒子検出部に吸引しています。 粒子検出器の中では、吸引した空気に向けて光を照射しています。 この時吸引した空気に粒子が含まれていると粒子に照射光が当たり散乱光が生じます。
この散乱光が何回光ったかを数えてやることにより粒子の個数がわかります。また粒子はその大きさによって散乱光の強さが変化します。そこで、粒子を数える時に同時に強さを測ってやると、数と大きさを測定することができます。
パーティクルカウンタでは吸引ポンプの吸い込む量(吸引流量)を一定にします。すると、例えば1分間に1Litterの割合で吸引しているとすると、1分間吸引を続ければ、1Litter中に何個の粒子が含まれているのかを求めることができます。
マスクフィッティングテスタMT-03には、空気を吸い込む吸引口が二つあります。一つは大気中の粒子個数濃度をはかるための吸引口。もう一つはマスクの中の粒子個数濃度を測るための吸引口です。
マスクフィティングテスタMT-03には、パーティクルカウンタが1台内蔵されています。そのため吸引経路を弁(電磁弁)で切り替えて測定を行います。
まず大気中の粒子個数濃度を内蔵パーティクルカウンタにより測定します。(標準:10秒間)、その後に弁の切り替えを行いマスク内の粒子の個数濃度を測定します。(標準:20秒)、最後に二つの粒子個数濃度測定値から漏れ率を算出します。
マスクフィッティングテスタMT-03は大気中の粒子を使って漏れ率を求めます。そのため大気中の粒子濃度が低い過ぎる場合には、効率の算出が困難になります。また逆に粒子個数濃度が高すぎると、パーティクルカウンタで粒子の計数ロスを起すようになります。その結果、計数誤差が増加してしまいます。そのため、3秒間あたりの粒子個数が1000個~5000個の間となるような環境で使用してください。なお、“3秒あたりの粒子個数”はマスクフィッティングテスタMT-03が測定中に表示されます。
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