代表取締役社長 柴田 眞利

新年あけましておめでとうございます。
　本年も皆様方にとって夢のある希望に満ちあふれた年になります様、心よりお祈り申し上げます。
　さて、本年柴田科学はおかげさまで創業95周年を迎えます。創業者柴田正が愛知県豊田市より上京し、1921年（大正10年）10月に東京都文京区本郷にて理化学用ガラス加工品の製造を行ったのが始まりであります。以来95年という永きに渡り、事業を多角化すべく汎用科学機器分野、環境計測機器分野、プラントエンジニアリング分野へと少しずつ事業を広げ、今日に至っております。これもひとえにエンドユーザー様をはじめ、取引先様、仕入先様、そして過去に勤務いただいた社員ならびに現在在籍の社員等々、本当に多くの皆様からのご愛顧ご支援の賜物と、この場をお借りして心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 　そして、大変恐縮ではありますが、新年1月8日金曜日は、創業95周年事業を行わせていただくため、臨時休業とさせていただきます。市況は相変わらず厳しい中、昨年も一昨年同様、国内外からの環境計測機器分野ならびにプラントエンジニアリング分野へ多くの受注をいただきましたが、まだまだお客様からのご注文に生産が追いつかない状況が続き、大変ご迷惑をお掛けしております。改めて生産体制を強化させるべく、本年の当社のキーワードを“再構築”とし、今まで以上に技術と品質と信頼に磨きをかけて参る所存でございます。どうか今後とも倍旧のご指導ご協力を賜りますようお願いいたしまして、私の新年の挨拶とさせていただきます。