解体現場判定

建築物の解体作業による敷地境界等での石綿の飛散状況を確認し、石綿の飛散があった場合は原因を迅速に特定し、一般大気環境への石綿の飛散を防止することを目的としています。

敷地境界(施工区画境界)等における大気濃度測定

アスベストサンプラー

試料採取条件
・測定箇所:敷地境界または施工区画境界
・試料採取時間:作業開始直後
・試料採取時間:120分
・フィルタ直径:47mm
・吸引空気量(吸引速度×時間):1200L(10L/分×120分)
・検出下限値:0.11本/L(有効径35mm、100視野計測の場合)

サンプリング後のフィルター前処理

フィルタークリアリングキット “クイックフィックス”

PCM法においてサンプリング後のフィルターをアセトン蒸気を使って透明化処理を行います。

アスベストの計数

位相差顕微鏡

PCM法に適した位相差顕微鏡です。

解体現場(隔離養生外)におけるアスベスト濃度簡易測定

ファイバーモニター

解体現場の隔離養生外の周囲空気の測定では簡易法として繊維状粒子自動計測器(ファイバーモニター)も使用する事ができます。