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DWK製ねじ口びん・ビーカー・フラスコのプリントインクのRoHS対応のお知らせ

2025年02月04日
DWK製ねじ口びん、ビーカー・フラスコ類に使用されているプリントインクがRoHS2対応となりましたのでお知らせいたします。

従来、ガラスのプリントインクにつきましては、定着性や加工性の点で技術的に不可避なため、RoHS2の閾値以下で鉛を含有するものを使用していました。
近年、世界的に人体や環境へのより深い配慮から有害な物質の削減が求められ、ガラスプリントインクについても鉛不使用のものを採用することといたしました。(以降、RoHS2対応インクと表記します)
しかしながら、前述の技術的な面から一部製品には引き続き鉛が含まれるプリントインクが使用される場合があります。(5L以上のねじ口びん,茶染め製品など)
2023年5月以降の製造分よりRoHS2対応インクに切替えて出荷しておりますが、市場において旧インクを使用した製品と混在していることも考えられます。メーカーであるDWKのウェブサイトにて、ガラス製品本体にリトレースコードが印字されているものにつきましてはご確認いただけますので必要に応じてご利用下さい。

URL:https://www.dwk.com/

製品リトレースコードを入力し、Certificate of Conformity (適合証明書)をダウンロードしてください。製造日が2023年5月1日以降であれば、製品の印刷にRoHS2対応インクが使用されております。

※RoHS2(Restriction of Hazardous Substances)指令は、特定の有害物質の使用を制限するためのEU指令です。主に、電気・電子機器に含まれる鉛、水銀、カドミウム等の10種類の有害物質の使用を禁止しています。RoHS指令の目的は、廃棄物の有害物質の環境への放出を減少させ、リサイクルや処理の際の安全性を向上させることです。

以上