デジタル粉じん計の簡易取扱説明書
■各部の名称 | ||
①液晶ディスプレイ
②電源スイッチ ③質量濃度スイッチ ④時間設定スイッチ ⑤開始/停止スイッチ ⑥採気口各部の名称 |
⑦測定/感度合せ切替えノブ
⑧排気口 ⑨USB/RS-232C出力(LD-3B,LD-3K2型のみ) ⑩パルス出力・電圧出力 ⑪外部電源コネクター各部の名称 |
1.【BG(バックグランド)測定】 | |
※下記手順の 1~2 を実行してから電源を入れてください。 | |
1.
⑦の「測定/感度合せ切替えノブ」がMEASURE(メジャー)の位置にあることを確認します。 ※SENSI ADJになっている場合、ノブを引出し、左に回してMEASUREの位置にします。 |
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2.
⑥の「採気口」のカバーが閉じられていることを確認します。 開いている場合はカバーを上げて閉じます。 |
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3.
電源を入れて1分待ちます。 (内部を清浄にするためです) |
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4.
④の「時間設定スイッチ」を押し、BGを表示させます。 (数回押していくとBGと表示されます) |
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5.
⑤の「開始/停止スイッチ」を押し、6秒待ちます。 6秒後に自動的にバックグランド測定が終了します。 |
2.【感度合わせ(スパンチェック)】 | |
1.
⑥の「採気口」のカバーが閉じていることを確認します。(スライドして上げます) |
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2.
⑦の「測定/感度合せ切替えノブ」を時計方向に回し、SENSI ADJ(センシアジャスト)の位置で押し込みます。 |
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3.
ディスプレイにSPAN CHECK(スパンチェック)と表示していることを確認します。 |
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4.
⑤の「開始/停止スイッチ」を押し1分待ちます。 (測定中は表示の数値が増えていきます) |
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5.
※1分後、数値か粉じん計固有のS値(標準散乱板値)、またはその近辺の値で止まり、計測が終ります。 ※感度合わせとは、この計測で値をS値に合わせることを意味しますが、ズレの補正は測定器自身が行いますので、計測後、手動で値を合わせ込む必要はありません。 |
3.【測定】 | |
1.
⑦の「測定/感度合せ切替えノブ」を引き出し、左(反時計)方向に回してMEASURE(メジャー)の位置にします。 |
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2.
⑥の「採気口」のカバーを開きます。 (スライドさせ下げます) |
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3.
④「時間設定スイッチ」を数回押して測定時間(例えば1分)を設定します。 ※測定時間を1分にする場合、ディスプレイ表示を 「BG」から「01min.」にします。 |
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4.
⑤の「開始/停止スイッチ」を押します。 |
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~1分後測定終了~
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粉じん計の測定値はcpm(1分当たりのカウント値)で表すことになっていますので、表示された値を測定時間で割ってcpm単位に直します。 < ※1分測定で42countと出た場合は42cpmという結果になります。 この値に質量濃度換算係数K値を掛けると粉じん濃度をmg/m3の単位に変換できます。 事前にK値を測定器に入力しておいて測定後③質量濃度スイッチを押すとmg/m3の単位で結果を表示できます。 |
5.
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