労研式マスクフィッティングテスターMT-05U型 日本産業規格(JIS)T8150:2021準拠品のご紹介
日本産業規格(JIS)T8150:2021準拠品
労研式 マスクフィッティングテスター MT-05U型 |
産業現場ではこのようなところでご利用いただけます!
・金属アーク溶接等作業を継続して行う屋内作業 |
JIS T8150:2021のフィットテストで必要となるもの |
日々の装着状態のチェックに! 年1回のフィットテストだけでは、マスクの装着状態を維持することは非常に難しいです。 MT-05U型には試験ガイドが標準付属しており、マスクに穴を開けずに簡易的な漏れ率測定が行えます。作業を始める前に装着状態のチェックをしましょう! |
試験ガイド | 測定時 |
JIS T8150:2006(旧モード)が表示される機器への対応方法 |
フィットテストモードの設定画面で設定(写真の赤枠部分)を変更することでJIS T8150:2021に対応できます。
①【フィットテスト設定1】
・プロトコル:「JIS T8150:2006」(初期化状態)に設定
・粒子径範囲※:使用するマスクに応じて「デイリーチェックモード」の設定画面にて切替
・判定基準:「Fit Factor」に変更
・判定基準値:使用するマスクの形状に応じて設定(半面形:100、全面形:500)
②【フィットテスト設定2】
・動作の変更:⑥を「前かがみ」、⑦を「普通の呼吸」、⑧を「■測定終了」にそれぞれ変更
・マスク内測定秒数:①~⑦の秒数をすべて60秒に変更
→設定画面の右上に「 合計0:09:30」と表示されます。
※粒子径範囲の切り替えについて
JIS T8150:2021のフィットテストでは、マスク面体と顔の隙間から侵入する粒子のみを測定することが求められるため、MT-05U型ではマスクの粒子捕集効率に応じて「粒子径範囲」を切り替える必要があります。
ろ過材の区分 | MT-05Uの粒子径範囲の設定 |
DL3, DS3, RL3, RS3, L3, S3, PL3, PS3 | 0.3μm以上(又は0.3~0.5μm)に設定 |
DL2, DS2, DL1, DS1 | 0.5μm以上に設定 |
RL2, RS2, RL1, RS1 | ろ過材をRL3又はRS3に付け替え、0.3μm以上(又は0.3~0.5μm)に設定 |
L2, S2, L1, S1 | ろ過材をL3又はS3に付け替え、0.3μm以上(又は0.3~0.5μm)に設定 |
PL2, PS2, PL1, PS1 | ろ過材をPL3又はPS3に付け替え、0.3μm以上(又は0.3~0.5μm)に設定 |
使い捨て式防じんマスクのうち、粒子捕集効率が比較的低いろ過材のマスクについては、MT-05Uの「粒子径範囲」を0.5μm以上に設定し、ろ過材の粒子捕集効率が低くなる粒径を避けた粒径の粒子を計測する方式として測定します。
・JIS T8150:2021を搭載した機器は準備ができ次第販売を開始いたします。機体に切り替わっています。
・JIS T8150:2006(旧モード)が表示される機器については、弊社での準備が整い次第、バージョンアップの受付をご案内する予定です。を搭載している機体については、バージョンアップの受付を行っております。詳細はお問い合わせください。
・製品の詳細はMT-05U型カタログPDFをご参照ください。