一般細菌試験紙/大腸菌群試験紙
ペーパーの裏表を数えるのですか?
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表も裏も全て数えます。
ただし、非常に濃くはっきりしたコロニーは表裏つきねけているものもありますので、それは1個にカウントして下さい。同一のコロニー(赤い斑点)であるかは光にすかしてみればわかります。
ペーパーの内部に集落が出来ている場合は光に透かしてみて初めて数えられるものがありますので、必ず明るいところでカウントしてください。
簡単に操作法を教えて下さい。
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検液1mLを試験紙に滴下または検液に浸漬し、恒温器(35~37℃)で一般細菌試験紙は24時間、大腸菌群試験紙は15時間培養後、赤い斑点(スポット)数の平均を判定するだけの簡単な操作です。
菌の個数はどの程度まで測定可能なのでしょうか?
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この試験紙で測定可能な細菌の個数は、60個/mL程度までです(多くても100個/mL以内程度)。細菌の個数が多過ぎますと、菌と菌が重なってしまって測定ができなくなります。細菌数が多い場合は、検水を希釈していただく必要があります。
判定方法を教えて下さい。
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培養後赤い斑点(スポット)となって現れますので、その数をカウントします。
一般的には1検体につき試験紙5枚をスポット数の平均で判定します。
試験紙の内部にコロニーができる場合もありますので、下から光をあてながら見ていただくと数えやすくなります(コロニーカウンター等)。