ガラスチューブオーブン
ガラスチューブオーブンとは何ですか?
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減圧下で加熱しながら小容量のサンプルを蒸留/分留/乾燥/昇華させることができる小容量真空加熱装置のことです。減圧下で回転、加熱ができますので、熱過敏物質や高沸点物質の処理を簡単に迅速に行うことができます。サンプル容器はガラス製で、減圧加熱中の内部のサンプルを観察することが可能です。一般的にはクーゲルロール《クーゲルロール:Kugelrohr(ドイツ語) 球(Kugel)と管(Rohr)》とも言われます。
回転加熱型のガラスチューブオーブンとはどのような装置ですか?
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サンプルを入れたサンプル容器(試料球)を減圧下で加熱回転させて、サンプルの蒸留や分留を行う装置です。加熱温度を段階的に設定すれば、サンプルの分留操作も 可能です。
乾燥型のガラスチューブオーブンとはどのような装置ですか?
- 乾燥管に入れたサンプルを減圧下で加熱乾燥させることができる装置です。
乾燥型のガラスチューブオーブンでは、乾剤フラスコを外して乾燥管に昇華用冷却器を挿入することによって、昇華によるサンプル精製も行うことができます。
ガラスチューブオーブンGTO-2000型の特徴は何ですか?
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主な特徴は以下の7点です。
①回転加熱型と乾燥型の2種類があります。
②9ステップ(1ステップ:99時間59分)×9パターンの温度プログラムを設定可能です。
③ヒーター部のガラス発熱体は透明に近く、減圧加熱中の内部の監視が行えます。また、ヒーター部外側は真空ジャケットとなっているため、外部の温度の影響を受けにくく高温での操作にも対応しています。
④乾燥型は乾燥管の角度を45℃まで傾けられますので、加熱乾燥操作に便利です。
⑤シール部材質はPTFEとフッ素ゴム(パーフロ)を使用しています。
⑥ヒーター温度に比例した0~400mV(0~400℃)のアナログ電圧出力が出ています。
⑦AC100~240Vのフリー電源と日本語/英語の選択ができる液晶ディスプレイを搭載しています。45℃まで傾けられる乾燥型