粉じん障害防止規則第26 条第2 項で「土石、岩石又は鉱物に係る特定粉じん作業を行う場合には、当該粉じん中の遊離けい酸の含有率を、遊離けい酸の含有率が明らかな場合を除き、測定しなければならない。」とされています。遊離けい酸含有率は管理濃度に大きな影響をおよぼす、非常に重要な要因であります。
遊離けい酸含有率の測定において特に問題となるのは、試料採取方法であり、現場の堆積粉じんあるいは原材料を分析試料としていますが、遊離けい酸含有率と環境気中粉じんの遊離けい酸含有率とは異なることがあります。

SKY-2は、現場より採取した堆積粉じんを再発じんを行うことにより、環境気中粉じんに近いX 線回折分析試料を簡易にサンプリングすることができる装置です。PM4の粒子を効率よく捕集する場合には、分粒装置として多段型分粒装置 C-30、もしくは慣性衝突式分粒装置付ホルダーPM4 NW-354をご利用になれます。