ガラス器具/体積計

ピクノメーター 目盛付

■目盛付ピクノメーターI型を使用した密度の測定方法(JIS K2249を参考)1)ピクノメーターの質量(m0)を0.1mの桁まではかる。2)ピクノメーターを立てたまま、かぎ状の一端から毛管現象とサイホン作用により、15℃にした試料を細管の適当な目盛りまで満たす。3)試料を入れたピクノメーターを15±0.05℃の恒温水槽中に浸す。4)目盛が一定になったら両細管の液面を細分目盛の1/2まで読み、その合計を記録する。5)恒温水槽からピクノメーターを取り出し、その外側をすすぎ、清浄布で拭いて乾かし,質量(m15)を0.1mの桁まではかる。6)校正線図*(1)から試料を入れたピクノメーターの目盛読みの合計値に対応する水の質量(M15)を求め、これを15℃における試料と等体積の水の質量として、次式より試料の密度を計算する。d15={(m15-m0)×D15w/M15}+Cd15:試料の密度(15℃)(g/cm3)m15:15℃において試料を満たした比重びん,栓及びキャップの質量(g)m0:空のピクノメーターの質量(g)D15W:15℃における水の密度(0.99910g/cm3)M15:校正線図から求めた試料と等体積の水の質量(g)C:空気の浮力に対する補正値(g/cm3)(JIS K2249 表20参照)*(1):校正線図とは,ピクノメーター校正時に作成します。詳しくはJIS K2249 7.5を参照してください。

仕様

品目コード 055510-1
容量 4.5±0.5(球部)
高さ 175
管外径 6
球部容量 4.5±0.5
管内径 0.9~1.1
価格(税別) 28,000円
備考 ※原油及び石油製品−密度の求め方− ピクノメータ法に適しています。
※球部容量は約4.5mLです。

関連情報

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