環境測定機器
二酸化炭素濃度上昇試験装置 CD-02S
本装置CD-02Sは、防じん・防毒マスクの二酸化炭素濃度上昇値を測定することを目的に設計されました。人工的に呼吸を模擬した呼吸模擬装置を用いて、人頭に5%の二酸化炭素を送り込み、マスクを装置した時と、装着しない時の二酸化炭素濃度を比較し、マスク面体の二酸化炭素上昇値を求めるものです。呼吸はピストンの往復運動より正弦波形状の吸排気を作り出し、吸排気速度と一回の吸排気量を可変できる機構を有しています。試験ガスの注入から測定、ガスの回収まで一連の操作がパネル上ででき、測定時の吸排気はピストンの運動と連動し試験ガスの捕集ができるシステムの構成がなされた装置となっています。
CO2濃度上昇値は以下の式を用いて算出します。
D1=C1-C2
D1:マスクによる吸気中のCO2濃度上昇値(%)
C1:試験用人頭にマスクを装着した状態における、吸気中のCO2濃度(%)
C2:試験用人頭にマスクを装着しない状態における、吸気中のCO2濃度(%)
特徴
●労働安全衛生法に基づいた防じんマスクの粒子捕集効率試験が誰でも簡単に行えます。
●85L/minで粉じん捕集効率と吸気抵抗の測定ができます。
●測定結果の合否判定値が任意で設定できます。
CO2濃度上昇値は以下の式を用いて算出します。
D1=C1-C2
D1:マスクによる吸気中のCO2濃度上昇値(%)
C1:試験用人頭にマスクを装着した状態における、吸気中のCO2濃度(%)
C2:試験用人頭にマスクを装着しない状態における、吸気中のCO2濃度(%)
特徴
●労働安全衛生法に基づいた防じんマスクの粒子捕集効率試験が誰でも簡単に行えます。
●85L/minで粉じん捕集効率と吸気抵抗の測定ができます。
●測定結果の合否判定値が任意で設定できます。
仕様
品目コード | --- | |
---|---|---|
型式 | CD-02S | |
製品名 | 二酸化炭素濃度上昇試験装置 | |
圧力計 | 差圧計:-2000Pa~+2000Pa | |
シリンダー | 3000cc×2台 | |
出力電圧 | 供給ガス側: アナログ電圧0~10V(二酸化炭素濃度0~10%) 捕集ガス側: アナログ電圧0~10V(二酸化炭素濃度0~1%) |
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電源 | AC100V 50/60Hz 15A | |
寸法・質量 | <CD-02本体> 1100(W) × 950(D) × 1220(H) mm、160kg <人工肺シミュレーター単体>1000(W) × 500(D) × 630(H) mm、102kg |
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価格(税別) | お問い合わせください | |
備考 | <サンプリングバッグ> 供給用: 最大容量 100L、テドラー®バッグ (PVDF) 捕集用: 最大容量 4 0L、 テドラー®バッグ (PVDF) <換気量> 500~3000cc/回(シリンダ1台あたり) <呼吸数> 5~30回/分 <呼吸波形> 正弦波、矩形波、三角波 ※人頭は、JIS規格準拠品(口部ホース接続用加工)を使用しています。 |