リフラクトリーセラミックファイバー
柴田科学ではリフラクトリーセラミックファイバーの捕集装置、特殊なフィルター前処理機材、計数用顕微鏡までをご用意しています。
リフラクトリーセラミックファイバーの捕集と分析 ~計数分析法(メンブレンフィルター法)~
捕集と計数分析法までのフロー
フィルターサンプリング
φ25㎜メンブレンフィルター
オープンフェイス 吸引流量1L/min
標本作成準備
スライドグラス、カバーグラスの洗浄
アセトン蒸気発生装置でスライドグラス上でフィルター透明化
スライドグラスに採じん面を上にしたフィルターをのせてアセトン(特級)蒸気をあてる
※有機繊維を多く含む場合は採じん面を下にしてフィルターの透明化処理を行う
低温灰化処理
※有機繊維を多く含む場合のみ実施
【低温灰化条件』
出力電力:150~200W
酸素流量:出力値の1/3程度の流量(mL/min)
※出力電力150Wなら酸素流量は50mL/min程度
処理時間:4時間以上
※低温灰化処理は有機繊維を多く含む場合のみ実施
トリアセチン(特級)を2~3滴滴下
カバーグラスをのせて固定
位相差顕微鏡による計数
ブランク用のフィルターも同様の手順で標本を作製し計数する
※作業環境ガイドブック参考(一般社団法人日本作業環境測定協会発行)