酸価AVによる劣化度の管理

柴田科学ではAVの滴定分析用ガラス器具を幅広くご用意しています。

常温液体の植物油の酸価AVの分析

分析フロー

試料採取(0.1mg単位まで秤量)

酸価1以下:20g 酸価4以下:10g
酸価15以下:2.5g  酸価75以下:0.5g

300mL三角フラスコに試料油を入れる

機材対照番号:1

中性溶媒100mL

中性溶媒
(エタノール:ジエチルエーテル=1:1)

フェノールフタレイン指示薬 約0.3mL

0.1mol/L水酸化カリウム溶液を滴下
※淡ピンク色に呈色させる※1

機材対照番号:2~6

充分に振り溶解
0.1mol/L 水酸化カリウム標準液で滴定

指示薬の変色が30秒続いた時を終点とする
指示薬はフェノールフタレイン(終点の色は※1の色調)
※フェルラ酸エステル含有油(米にか油、とうもろこし油等)の場合の指示薬はアルカリブルー6Bまたはブロムチモールブルーを使用

機材対照番号:7

※基準油脂分析試験法(2003年版)参考