食中毒対策におすすめの製品をご紹介!
食中毒とは |
食中毒とは、細菌やウイルスなどが付着した食べ物を食べることにより、腹痛や下痢、嘔吐、発熱などの健康被害が生じることをいいます。
食中毒の原因は主に①細菌 ②ウイルス ③自然毒 ④化学物質 ⑤寄生虫 の5つに分けられます。
ジメジメとした梅雨の時期に多く発生するのが、①の「細菌性の食中毒」です。
湿度が高く、また気温も高いため微生物が増殖しやすいのです。
細菌性の食中毒について、表1にまとめました。
表1 主な細菌性食中毒とその特徴
細菌 | 特徴 |
カンピロバクタ― | 細菌性食中毒の中で最も多く発生。加熱が不十分な肉が主な原因。 |
黄色ブドウ球菌 | 手指の傷口から汚染した、おにぎりや握り寿司が主な原因。 |
サルモネラ菌 | 卵料理や食肉などが主な原因。 |
腸炎ビブリオ | 刺身や寿司など、魚介類の生食が主な原因。 |
腸管出血性大腸菌 | 加熱が不十分な肉や生野菜などが原因。O157やO111など。 |
細菌性食中毒予防の3原則 |
細菌性食中毒を予防するには、以下の3原則を守ることが大切です。
①細菌をつけない 手指や器具の洗浄、消毒や、調理器具を用途別に使い分けることなどが重要です。 |
②細菌を増やさない 適切な温度(冷蔵・冷凍)で保管することが重要です。 |
③細菌をやっつける 十分な温度・時間での加熱殺菌や使用後の調理器具の消毒が重要です。 |
ウイルスや自然毒などの原因の異なる食中毒には、別の注意が必要です。
詳しくは以下のページをご覧ください。
厚生労働省:食中毒
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
食中毒対策におすすめの製品 |
①水分活性の管理
水分活性とは食品などに含まれる水分のうち、自由水の含有割合を示す尺度です。 食品の水分は結合水と自由水に分けられ、微生物は自由水を利用して増殖します。 水分活性が高ければ高いほど、微生物が増殖しやすい環境であるといえます。 |
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②水道水の管理
塩素消毒された水道水でうがいや手を洗うことは、食中毒を防ぐのに有効な方法の一つです。 |
■目視タイプ:DPD試薬を反応させて、比色して測定します
0.05~2.0 mg/Lを12段階で測定可能 | 0.1~5 mg/Lを8段階で測定可能 |
残留塩素測定器 DPD法 |
シンプルパック 遊離残留塩素 |
■デジタルタイプ:吸光光度法を用いて、数値で結果を確認できます
※こちらの製品は、水道法施行規則に新たに設けられました「別表第6携帯型残留塩素計測定法」に適合していることを確認しております。 |
③洗浄水の管理
原材料の洗浄、殺菌に使用する次亜塩素酸ナトリウム溶液の濃度の確認は重要です。 |
■目視タイプ:ヨウ素試薬を反応させて、比色して測定します。
5~100mg/Lを6段階で測定可能 | 50~300mg/Lを5段階で測定可能 |
シンプルパック 残留塩素100 | シンプルパック 残留塩素300 |
■デジタルタイプ:吸光光度法を用いて、数値で結果を確認できます。
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④食品の温度管理
加熱冷却の管理基準のモニタリング、また適切な保存温度で納品されているかなどを確認することは重要です。 |
食品の表面温度管理に! | |
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食品の中心温度管理に!
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HACCP機能 サンプルが設定温度を超えると自動でタイマーをスタートします!例) 設定温度:75℃ サンプルが75℃に達するとタイマーがスタートし、 設定時間:1分間 1分を経過するとブザーやLED点灯でお知らせ |
⑤人と設備の衛生管理
手洗いは食品衛生の基本です。手洗いを怠ると食品への二次汚染を起こす可能性があります。
ノータッチタイマー手洗い当番 TM-27型
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環境中の微生物は、食中毒や品質劣化リスクの要因となります。空中浮遊菌サンプラーを使用することで、空中に浮遊する細菌の定量的なデータを得ることができます。
空中浮遊菌サンプラー IDC-500B型
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