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2019年 新年のご挨拶

2018年12月31日
 

新年明けましておめでとうございます。

 平成最後の年、そして、新元号元年となる節目の年が始まりました。平成がスタートした31年前、当時のメイン製造拠点であった草加工場がJIS規格の表示許可工場と認定され、当社にとって平成元年は「品質元年」でもあり、製品の品質信頼性を強化し、生産、営業活動に一層のはずみをつけた年でした。 

 本年、柴田科学は改めて初心に立ち返り“信頼”をキーワードとして掲げ、「お客様、お取引先様から信頼いただくこと」を第一義とします。“信頼”とは、文字通り「頼りにできると信じること」であり、人と人との繋がりを基にした「未来に対する期待」です。社員一人ひとりが日々仕事に情熱を持ち、その情熱をカタチとするための知識や技術力を徹底的に極めて最後までやり抜き、皆様からの“信頼”という未来への期待にお応えいたします。皆様のビジネスの価値を高められる良きパートナーとして、より一層お役に立てる存在となるよう本年も全力を尽くしてまいります。

代表取締役社長
柴田 眞利

1_マレーシアプトラ大学
マレーシアプトラ大学

 

2_NEXTTEQ様
NEXTTEQ様

 さて昨年、「マイクロプラスチック問題」が大きくクローズアップされ、プラスチックごみによる「海洋汚染」の深刻化への対策が国際的な話題となりました。世界のプラスチック年間生産量は、1950年の2百万トンから1990年には130百万トン、2015年には400百万トンと激増、今日までの総生産量は83億トンに達し、その7割を超える63億トンがごみとして廃棄されています。生産されたプラスチックがごみとして海へ入りこむ割合は3%といわれ、2050年には海のプラスチックごみの蓄積量が、全ての魚の重さ8億トンを超えるという予測もあります。
 美観以外の環境影響については、まだ研究途上で長期的に様々な問題を引き起こすと考えられています。あるものの、自然には分解されないプラスチックは残留性が高く、その影響は長期的に様々な問題を引き起こすと考えられています。

海洋汚染
海洋汚染

 

 今日まで科学の進歩と共に多くの化学物質が人工的に作られ、人類はその恩恵を最大限に享受する反面、化学物質の毒性や残留性により、大気汚染、土壌汚染や水質汚濁といった環境影響による苦しみも受けてきました。そのような歴史があるからこそ、これからの企業は自身の成長と共に地球環境の保護を両立させていくことが求められています。 

 柴田科学は、科学の発展を支える皆様のパートナーとして、おかげさまで98年目を迎えます。2年後の創業100周年を目前とした本年、皆様のお役に立ち、そして、かけがえのない地球環境へきれいな空気、きれいな水を未来に繋ぐ、“信頼”していただける企業となるよう社員一同、志をひとつに業務に取り組む所存でございます。
 2019年もどうぞ柴田科学と柴田科学製品をご愛顧いただきますよう心よりお願い申し上げます。

3_ベトナム環境省
ベトナム環境省

 

4_JASIS2018
JASIS2018