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2020年 新年のご挨拶

2019年12月31日
 

明けましておめでとうございます。

東京オリンピックが開催される待望の2020年がスタートいたしました。
 柴田科学は昨年2月に取締役改選を行い、新任取締役が3 名就任いたしました。同時に本部制( 管理本部、海外新規事業本部、営業本部、技術開発本部) を導入し、また、10月には国内営業体制を強化するため、営業所トップの再編や大阪営業所の移転を実施いたしました。
 本年、この新体制の下、「100年の歴史」と「技術と品質と信頼」を心に持ち、自信をもって正々堂々と歩むべく、2020年のキーワードは“王道”としました。来年2021年の柴田科学創業100周年に向けて、創業時から変わらぬ「技術と品質と信頼」を皆様にしっかりお届けできるよう、社員と共に業務に邁進する所存です。


代表取締役社長
柴田 眞利
 

 ここ数年、SDGsという言葉をよく見聞きするようになりました。SDGsは「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」ことを理念として、2015年9月国連総会のサミットで採択された17の目標と169のターゲットで構成されている国際的な目標であります。SDGsは国家間の取り決めという枠を超え、地球上のすべての人を対象とした共通目標として受け止められ、ビジネスの分野でも急速に関心を高めています。企業活動に対する社会の評価も、経済的な価値だけでなく社会課題への対応等を重視する方向に変化しています。SDGsで「誰一人取り残さない社会の実現」を目指し、経済・社会・環境等の課題に取り組むことは、柴田科学の理念、ビジネスにも大きく重なり合うものです。我々もその一翼が担えるよう貢献したいと考えております。

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 例えば、目標3「全ての人に健康と福祉を」では労働安全衛生の推進、目標4「質の高い教育をみんなに」では科学技術、バイオテクノロジー、環境技術等の教育支援といった形で柴田科学は長年携わっており、これからも大いに貢献できるものとして引き続き取り組んでまいります。目標6「安全な水とトイレを世界中に」は人間の暮らしにとって大切である水の管理の問題、目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」はこれからの世界のエネルギーのバランスの問題として、柴田科学の製品・技術が活かせる分野でもあります。また、目標9「産業と技術革新の基礎を作ろう」は、まさに当社が属する科学機器業界の使命であり、イノベーションの推進役を務める内容です。
 そして、目標14「海の豊かさを守ろう」は、現在柴田科学が取り組んでいる
(1)海洋廃棄プラスチック汚染につながらない代替物質の研究・製造への協力支援、
(2)海洋廃棄プラスチック汚染につながらないようにプラスチック使用を最低限に抑える企業活動、
(3)海洋廃棄プラスチック汚染につながらない研究器具とプラスチックを使用せず理化学ガラスを大切に使用するという事に結びつきます。

 SDGsに注目が集まる今、当社の役割は、益々大きくなっていくものと考えており、社会と共に成長し続ける企業にしていきたいと強く願っております。
 本年も一層、皆様のご要望にお応えするべく社員一同誠心誠意努力して参ります。皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げますとともに、引き続き倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

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2019年4月1日 入社式2019(草加)

 

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2019年9月4日 JASIS2019(幕張)