水銀フリー製品のご紹介
2013年10月に熊本市と水俣市で開催された外交会議において、日本は「MOYAIイニシアティブ」と冠した途上国支援と水俣発の情報発信を推進することを表明しました。「MOYAI=もやい」とは、船と船をつなぎとめる綱(ロープ)の結び方のことで、今後水銀規制に対して一丸となって取り組んでいく姿勢を示したものです。
その後2017年8月16日、「水銀に関する水俣条約」が正式に発効され、各地で水銀に対する規制の取り組みが行われています。2020年12月31日には、水銀汚染防止法にて、特定水銀使用製品の製造規制が施行されます。
当社でも代替可能な製品の切り替えを進めるとともに、含有製品のリストをホームページ上に掲載しております。
水銀柱圧力計 → デジタルマノメーター(真空計)
半導体センサーを用いた卓上型の真空計です。コンパクトで使いやすく、再現性に優れています。DM-10S型・DM-100S型・DM-30S型は、絶対圧表示の真空計で、水銀を含むU字型真空計、ベネット型真空計などの代替品として利用できます。 DM-100S型は乾電池タイプなので、水銀圧力計のように電源の確保が難しい場所でも使用可能です。 DM-20S型は、ゲージ圧表示の負圧計です。大気圧を0にして、それを基準に相対的な真空度(差圧)をデジタル表示します。 |
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棒状水銀温度計(空気測定用) → デジタル温湿度計(黒球型携帯熱中症計)
熱中症予防の目安や暑熱環境による熱ストレスの評価として使用される暑さ指数(WBGT)を測ることができる黒球温度計。温度計と湿度計がコンパクトに一体化していて、温度と湿度もデジタルで同時に表示します。 暑さ指数(WBGT)は屋外と屋内の測定環境で計算式が異なりますが、屋外/屋内測定の切り替えが可能なため、測定環境に合わせて正確な測定が可能。 設定した熱中症レベルに達すると、ブザー音やLED点滅でお知らせします。JIS B 7922 クラス2 に準拠しています。 |
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アスマン通風乾湿計
水銀温度計タイプ → アルコール温度計タイプ
持ち運びが便利で、温湿度測定器として幅広い用途を持っています。電動式は通風装置を小型モーターで回転させるもので交直両用です。
アルコール温度計 アスマン通風乾湿計
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グローブサーモメーター
水銀温度計タイプ → アルコール温度計タイプ
気流のあまり大きくない場所のふく射熱を測る計器です。ベルノン式、石川式共に作業環境測定基準第3条にしたがって屋内作業場のふく射熱を測定する事が出来ます。
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※ 架台(スタンド,支持棒,吊棒)は含まれていません
ペッテンコーヘル水温計
水銀温度計タイプ → アルコール温度計タイプ
水質検査に先立って採水位置の水温を測定するのに用います。水中に入れて、測定位置に数分浸けておいてから引き上げて温度計の指度を読みます。
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