「環境モニタリングシステムSAEMS」が国土交通省「NETIS」に登録されました。
2021年03月12日
工事現場・工場等の環境データを自動計測し、インターネットによりリアルタイムで監視できる「環境モニタリングシステムSAEMS」を2019年より提供開始しました。同システムが2021年2月、国土交通省の新技術情報提供システムNETISデータベースに登録されました。
NETIS登録ページ
https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=KT-200146%20
(登録番号)
KT-200146-A
このシステムを利用する事で・・・
・計測に伴う作業人員を省略できるため業務の効率化、コストダウンを図る事ができます。
・環境データの集計作業も日報作成ソフトを使うことで、大幅に作業時間を低減することが可能です。
環境モニタリングシステムSAEMS本体 | 表示部+パトライト |
NETIS(ネティス:新技術情報提供システム)
国土交通省によって運営されている、民間企業等により開発された新技術にかかわる情報を、共有及び提供するためのデータベースです。優れた技術を持つ企業をサポートし、さらなる新技術開発を促進することを目的としています。 新技術にかかわる情報が分類されているため全国の地方整備局や工事事務所で共有しやすく、国や地方自治体が行う公共事業全般にも積極的に利用されています。NETISに登録された技術を使うことで、国や地方自治体が発注元となる公共工事に際し、工事成績評定での加点の対象となります。 |
環境モニタリングシステムSAEMS
・環境データを自動計測し、DOCOMO回線を介しブラウザ上でリアルタイム監視が可能。
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本システム導入のメリット
① 自動計測によるインターネット(クラウド)での各測定器のリアルタイムモニタリングに変えたことにより、測定値を24時間リアルタイムで監視することが可能になりました。これにより作業員が計測に携わる業務を軽減できるため、経済性の向上が図れます。
② 粉じん、騒音、振動を回転灯により異常を知らせると同時に登録したメールアドレスへアラートメールを送信する方法に変えたことで、職長や作業員の方へ速やかな情報の伝達が可能になり、異常値発生時に速やかな安全対策が図れます。
③ 日報作成を自動作成できますので、作業員の携わっていた労務時間の削減により経済性が向上します。