アスベスト測定
空気中アスベストの測定について |
●概要とその背景
アスベストの発がん性が明らかになると共に、わが国においても段階的にアスベストの使用が禁止され、この度労働安全衛生法施行令の改正によって2004年10月1日よりアスベストが原則使用禁止になりました。
しかし、1955〜1980年に建てられた、学校、ビル、工場などの建築物には大量のアスベストが使用されています。これらの建築物が老朽化の時期にきていることから、建替えによる解体が増えると見込まれています。アスベスト含有建材の解体・改修は、2025〜2035年にそのピークを迎えると予想され、これに伴い、アスベスト含有建材の解体・改修に対する規制がさらに強化される見通しです。
●空気中アスベストの測定について
サンプリング | 一般大気環境(敷地境界)や作業環境、建築物内でサンプリング | ||
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フィルターの透明化処理 | クイックフィックスを用い、スライドグラス上のフィルターをアセトン蒸気で透明化 | ||
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位相差顕微鏡により計数 | 倍率400倍の位相差顕微鏡で計数分析 長さが5μm以上で、幅3μm未満、アスペクト比3以上の繊維について、50視野または、200繊維以上を計数 |
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総繊維数濃度を算出 | |||
●空気中アスベストの測定目的・測定方法
測定項目 | 敷地境界線 | 建築物室内 | 作業環境測定 | 個人ばく露測定 |
測定目的 | 大気汚染防止法に基づき、石綿製造事業所、処理作業場の敷地境界線の石綿粉じん濃度を測定 | 吹きつけ石綿が使用された建築物室内の石綿粉じん濃度測定(石綿協会法) | 労働安全衛生法に基づき、単位作業場内の作業環境測定 | 屋外作業場ガイドラインに基づき、労働者の個々の作業環境のばく露を把握 |
測定位置 | 敷地境界線の風上と風下2ヶ所を3回 | 建築物内の高さ50~150cmの位置 | 単位作業場所内の高さ50~150cmの位置 | 労働者の呼吸域 |
吸引流量/時間 | 10L/minで240min | 5L/minで120min | 面速4.5~5.0cm/sになるよう設定。通常は1L/minで15min以上 | 通常は1~2.5L/minで8時間。フィルター面の粉じん堆積に留意して、吸引時間を設定 |
管理濃度 | 10f/L | ― | 0.15f/cm3 | 0.15f/cm3 |
当社サンプラー | AS-100型 | AS-510/520型 | APS-7/72型 | APS-1型 |
①アスベスト処理工事における濃度測定例
測定時期 | 測定名称 | 測定場所 | 測定点 | 備考 |
処理作業前 | 測定1 | 処理作業室内 | 各2点又は3点 | (注)1 |
測定2 | 調査対象室外部の付近 | 計2点 | 大気 | |
処理作業中 | 測定3 | 処理作業室内 | 各2点又は3点 | (注)1 |
測定4 | 負圧・除塵装置の 排出吹出し口 |
出口吹出し風速1m/sec以下の位置各2点 | ― | |
測定5 | 処理作業室外 | 4方向各1点(敷地境界) | ― | |
処理作業後 (シート養生中) |
測定6 | 処理作業室内 | 各2点 | ― |
処理作業後 (シート撤去後1週間以降) |
測定7 | 処理作業室内 | 各2点又は3点 | (注)1 |
測定8 | 調査対象室外部の付近 | 計2点 | 大気 |
(注)1 各施工箇所ごとの室面積が50m2以下までは2点、300m2以下までは3点とする。300m2を超えるものは、監督職員と協議する。
②サンプリングポイント例
③濃度測定方法例
サンプリングポイント | 測定3 | 測定1,2,4,6,7,8 | 測定5 |
計数機器 | 位相差顕微鏡 | ||
メンブレンフィルターの直径 | φ25mm | φ47mm | |
試料の吸引流量 | 1L/min | 5L/min | φ10L/min |
試料の吸引時間 | 5min | 120min | 240min |
試料の透明化 | アセトン―トリアセチン法または、シュウ酸ジエチル法 | ||
計数条件 | 総アスベスト繊維数 200本または、視野数50視野 | ||
計数アスベスト | 長さ5μm以上、幅3μm未満、長さと幅比3:1以上 | ||
定量限界 | 50f/L | 0.5f/L | 0.3f/L |
当社サンプラー | APS-7/72型 | AS-510/520型 | AS-100型 |
※実際の測定方法、測定条件は各自治体の条例によって定められている場合が多いため、各自治体の条例に従って測定を行ってください。
空気中アスベストサンプリング |
●アスベストスタンドサンプラー APS-7型 | ||||
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・アスベスト除去作業室内の測定
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●アスベストスタンドサンプラー ディスポーザブルセット APS-72型 |
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・アスベスト除去作業室内の測定 ・労働安全衛生法に基づく作業環境測定 ・ミニポンプを使用していますので小型軽量タイプです ・使い捨てタイプのホルダーをセットした製品です ・ホルダーには、フィルターが装着されています
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●アスベストサンプラー 標準セット AS-510型 |
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・吹きつけアスベストの飛散状況の測定 ・アスベスト除去工事の測定では作業前・中・後と幅広く活躍 ・電源のない屋外でも使用できます ※バッテリーはオプションとなります |
●アスベストサンプラー ディスポーザブルセット AS-520型 |
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・使い捨てタイプのホルダーをセットした製品です ・ホルダーにはフィルターが装着されています ・電源のない屋外でも使用できます ※バッテリーはオプションとなります
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●アスベスト大気サンプラー AS-100型 | ||
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・大気汚染防止法に基づく測定 ・アスベスト除去工事中の敷地境界の測定 ・電源のない屋外でも使用できます ※バッテリーはオプションとなります
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●アスベスト個人サンプラー APS-1型 | ||
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・個人ばく露濃度評価用 ・屋外作業場ガイドラインに基づく測定 ・ホルダーはえり元に装着でき、呼吸域の測定が可能となります ※バッテリーはオプションとなります |
●アスベストサンプリングポンプ AIP-205型 | ||
AS-510/520、AS-100用のアスベストサンプリングポンプです 吸引流量5L/min、10L/minでのアスベスト測定に使用できます ・バッテリー対応で電源のない屋外でも使用できます ※BU-105,BU-205両方使えます ・タイマー機能付きで測定時間を設定できます ・浮き子式流量計内蔵でポンプの動作状況を監視できます ・積算流量計も内蔵されています。 |
●ミニポンプ MP-Σ300NⅡ型 QC-10N型付 | ||
・フローセンサーを内蔵しており、吸引流量を直接測定し、瞬時流量・積算流量をデジタル表示します ・定流量機能を内蔵し、粉じん捕集によるフィルター抵抗の増加に伴う吸引流量の低下を回避して、吸引流量を一定に保ちます ・電池はリチウムイオン二次電池で、クイックチャージャーQC-10N型で充電して使用します |
空気中アスベストサンプリングポンプ用 基準流量計 |
●ローボリウム領域の5~40L/minを精度良く測定できるデジタル粉じん計
●ローボリウムポンプ用基準流量計 FC-L1型 | ||
■特徴 ・差圧センサーによる乾式流量計です。 ・小型・軽量で現場にも持ち運べます。 ■用途 ・アスベストサンプリングポンプAIP-105型、AIP-205型用の基準流量計として利用できます。 ・浮子式流量計の目盛精度チェック用として利用できます。 |
●ローボリウムポンプ用基準流量計 FC-M1型 | ||
■特徴 ・流量は「25℃、1気圧換算」「0℃、1気圧換算」「実体積流量」の値を任意に選択して表示できます。 ■用途 ・アスベストスタンドサンプラーAPS-72型のポンプの基準流量計として利用でき、ポンプ本体の流量較正ができます。 |
フィルターの透明化処理 |
●フィルタークリアリングキット ”クイックフィックス” | ||
アスベストを顕微鏡でカウンティングするための前処理として、フィルターを透明化するのに便利です。装置を予熱後、フィルターをスライドグラス上にのせてノズルの真下に置き、0.2〜0.6mL(フィルター径により加減)のアセトンをハンディペッターにより注入して数秒でフィルターを透明化させます。さらに、トリアセチン2〜3滴加え、カバーグラスをかぶせてください。完全に透明化した試料ができます。 ・わずか0.2〜0.6mLのアセトンによりフィルターを透明化 ・耐久性アルミニウムハウジングで汚れにくく保守が容易です。 ・小型で簡単に現場に持ち運びできます。 |
●分注器 ”ハンディペッター” | ||
軽量、小型のハンディタイプ分注器でシリンジとの組み合わせにより、1回の吸入で10μL~5mLまで22種類の分注容量を、連続的に、かつ正確に分注できます。
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建材中アスベストの測定について |
●概要とその背景
2005年7月1日にアスベスト含有建築物の解体作業による石綿ばく露防止対策の徹底を図るために石綿障害予防規則(石綿則)が施行されました。この石綿則によって、建築物の解体・改修を行う際に、建材中にアスベストの使用があるか調査する「事前調査」が義務付けられ、アスベスト使用の有無を目視や設計図書等で判明できない場合は分析調査によりアスベスト使用の有無を判定する必要が出てきました。
建材中のアスベスト分析方法は厚生労働省より『建材中の石綿含有率の分析方法』についての通達が出されています。位相差顕微鏡を使用した分散染色分析法とX線回折分析法の双方によりアスベスト含有の有無を判定した後、X線回折分析法による定量分析により建材中のアスベスト含有率を測定します。
●建材中アスベストの含有率測定手順
試料の採取 | 建材(吹付け材、保湿材、成形板)から適量の試料を採取 | ||
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分析試料の調製 | 目開き425~500μmのメッシュを通るまで試料を粉砕 | ||
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定性分析 分散染色法 X線回折分析法 |
建材中のアスベスト含有の有無では、分散染色法とX線回折分析法の双方の分析結果で判断 | ||
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アスベストあり | |||
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定量分析 X線回折分析法 | アスベスト含有が認められた場合、X線回折分析法による定量分析によってアスベスト含有量を算出 | ||
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アスベスト含有率を算出 | |||
●建材中アスベスト含有の判定方法(JIS A1484-2、3を使用した例)
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建材中アスベスト分析 |
●分散染色法による定性分析 顕微鏡計数用標本の作成手順
●50mL共栓試験管に試料10~20mg、精製水20~40mLを入れ振とう ●50mLコニカルビーカーに移し、マグネチックスターラーで撹拌 ●スライドグラス上にマイクロピペッターで10μL滴下、乾燥 ●浸液を滴下し、混合・分散分析用試料の調製 ●位相差顕微鏡により計数 |
●分散染色法による定性分析対応製品
コニカルビーカー | サーモマグネスター MGH-110型 |
マグネスター MGP-101型 |
デジフィット AUP-100型 |
●X線回折分析法による定性・定量分析 X線定量分析用標本の作成手順
●試料100mgをコニカルビーカーに入れ、20%ギ酸20mL、無じん水40mL加えて超音波洗浄機で1分間分散 ●30±1℃の恒温槽内で30秒撹拌、90秒静置を6回繰り返す ●フィルターを装着したガラスベース付吸水ろ過装置で吸引ろ過 ●乾燥させたフィルターをX線回折装置により定量分析 |
●X線回折分析法による定性・定量分析対応製品
SPCフィルターホルダー ガラスフィルター ベースタイプ | 低温インキュベーター SMU-054Ⅰ型 |
循環アスピレーター WJ-20型 |
ドライ真空ポンプ Rocker 300型 |
繊維状粒子自動測定器 |
●ファイバーモニターF-1K型 |
●繊維状粒子を識別、データロガー内蔵 ●設定濃度を超えるとアラームで知らせます。(警報機等にも接続できます) ●専用プリンターで測定結果を印字できます。 ●PC接続し、常時モニタリングに対応(オプション仕様) ●携帯電話による遠隔、アラーム監視に対応(オプション仕様) ●バックアップフィルターは計数分析にも使用できます。 ●リアルタイムで繊維状粒子濃度(f/L)を表示(60秒更新) |
アスベスト除去工事における漏洩監視が義務化されました |
石綿は、その粉じんを吸入することにより肺がん、中皮腫などを引き起こすおそれがあります。特に建材として使われていることが多いため、建築物の解体工事などでは、一層の石綿ばく露防止対策が必要となります。このような状況を踏まえ、平成26年6月1日より、アスベスト(石綿)を含む建物等の解体工事に関わる法改正がありました。中でも、石綿障害予防規則の改正により、建物等に吹き付けられた石綿の除去などについての措置として以下の2つが義務付けられました。①集じん排気・装置の排気口からの石綿漏洩の有無を点検すること②洗身室と更衣室の併設、負圧状態の点検をすること
●吹き付けられた石綿の除去などについての措置
・集じん排気装置(第6条関係)
・作業開始後、速やかに、装置の排気口からの石綿漏えいの有無を点検する。
・異常があれば、作業を中止し、装置の補修やその他の措置を直ちに取る。
・作業場所の前室(第6条関係)
・作業開始前に、ろ過集じん方式の集じん・排気装置の使用によって、前室が負圧に保たれている
・異常があれば、直ちに、ろ過集じん方式の集じん・排気装置の増設やその他の措置を取る。
●石綿漏洩の有無の点検及び、漏洩監視の具体的な方法
・集じん・排気装置を通って石綿の粉じんの漏洩が生じていないことを作業開始時および作業中定期的に装置の排気口にて確認する。※2
・漏洩の監視には粉じん相対濃度計等を使用し、隔離空間の外部への漏えいの監視には、粉じん相対濃度計等、空気中の粉じん濃度を迅速に計測することができるものを使用することが望ましい。※2
・粉じん相対濃度計を用いて集じん・排気装置の排気口の内部で計測する場合には、通常の測定での吸引時の圧力が50Pa程度の吸引ポンプ内蔵のものを使用する。※3
・労働安全衛生法及びこれに基づく命令に係る登録及び指定に関する省令第19条の24の4第2項による較正を定期的に受けた機器を使用する。※3
●負圧状態の点検及び、負圧監視の具体的な方法
・その日の作業を開始する前に、集じん・排気装置を稼働させ、前室が負圧に保たれていることを点検すること。※2
・「隔離空間の内部の負圧化が適切に行われていること」の確認については、集じん・排気装置を稼働させた状態で、微差圧計(マイクロマノメーター)により、隔離空間内部作業室と前室の負圧の点検を行う。※3
・適切なマイクロマノメーターとして、0.1Paまでの表示があるものを選定する。※3
・自動記録装置付きが望ましい(差圧は-2~-5Pa)※3
※1 平成26年6月1日から改正「石綿障害予防規則」が施行されます(平成26年省令改正パンフレット)
※2 建築物等の解体等の作業及び労働者が石綿等にばく露するおそれがある建築物等における業務での労働者の石綿ばく露防止に関する技術上の指針(平成26年3月31日技術上の指針公示第21号。平成26年6月1日より適用。)
※3 「建築物等の解体等の作業及び労働者が石綿等にばく露するおそれがある建築物等における業務での労働者の石綿ばく露防止に関する技術上の指針」に基づく石綿飛散漏洩防止対策徹底マニュアル[2.02版]…68
■マニュアルに掲載されている測定場面
測定場面 | 測定場所 | 測定時間 | 目的・確認事項 | 使用機器 | ||||||
LD-5R | F-1K | GT- 526S |
FP-1 | スモークテスター | アスベスト サンプラー |
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搬入前点検 | 集じん・排気装置に接続されたビニルダクトの接続口から150cm | 1分計測を5回(0.3μmもしくは0.5μm) | 機材倉庫からの持ち出し時 | ● | × | ● | ― | ● | ー | |
集じん・排気装置接地後 稼働確認前 ~稼働後 |
集じん・排気装置へ取り付けたダクトの排気口先端から内側40cm | 稼働前から測定開始し稼働後10分以上 | 粉じん濃度の減衰確認、減衰した状態を維持することを確認 | ● | × | ● | ― | ― | ー | |
― | スモークテスター等を使用しても粉じん濃度に変化が無いこと | ● | ー | |||||||
作業場内およびセキュリティーゾーン | 定期的もしくは 連続的 |
適切な負圧が確保されていること(差圧はー2Pa〜ー5Pa程度) | ― | ● | ▲ | ー | ||||
作業開始直前 | 集じん・排気装置へ取り付けたダクトの排気口先端から内側40cm | 10分間連続 | 測定結果を作業開始後の漏洩監視における基準とする | ● | ● | ● | ― | |||
作業開始直後 | 10分間連続 | 基準濃度に対して上昇が無いこと | ● | ● | ● | ― | ||||
作業中 | 定期的もしくは 連続的 |
基準濃度に対して上昇が無いこと | ● | ● | ● | ― | ||||
作業場内およびセキュリティーゾーン | 定期的もしくは 連続的 |
適切な負圧が確保されていること(差圧はー2Pa〜ー5Pa程度) | ― | ● | ▲ | ー | ||||
除去作業終了 | 隔離作業場内 | ― | PCM法 | 外部の一般環境と同程度の総繊維濃度 | ― | ― | ● | |||
繊維状粒子自動計測器 | × | ● | × | ― |
漏洩・負圧監視用機器 |
●デジタル粉じん計LD-5R型 | ●パーティクルカウンターGT-526S型 | |
測定結果を多様な様式で表示できる光散乱方式の相対濃度計です。測定中の濃度値の推移を確認できるトレンドグラフやメンテナンスに関わるシステムモニター、タイマー表示などの機能を備えています。また、簡易ロギング機能により測定値をPCに取り込むことができます。 | 小型軽量で多機能のパーティクルカウンターです。0.3〜10.0μm以上の中から6粒径を選択し、同時測定ができます。測定結果を記録してPCに取り込むことが可能(市販ソフトが別途必要)です。 |
●ファイバーモニターF-1K型 | ●スモークテスター | |
空気中に浮遊する粒子の中からアスベスト等の繊維状粒子のみを選別し、繊維数濃度を相対的に算出することができる測定器です。 試料空気は検出部内を通過した後サンプリングホルダーを通り排出されます。 |
ゴム球スプレーを一定間隔で押すと白煙が断続的に発生し、気流を目視で確認できます。 アスベスト解体作業現場で、負圧集じん装置が適切に作動しているか、施工区画の隔離の状態が適正か、施工区画内の換気の気流が均一であるかを確認することができます。 |
●小型マノメーター(微差圧計)FP-1型 |
空気中に浮遊する粒子の中からアスベスト等の繊維状粒子のみを選別し、繊維数濃度を相対的に算出することができる測定器です。 試料空気は検出部内を通過した後サンプリングホルダーを通り排出されます。 |
デジタル粉じん計LD-5R型を用いた漏洩監視時の設置例 |
■設置例1 アルミダクト内に粉じん計への空気取り込み配管を入れる
■設置例2 アルミダクトの中に粉じん計を設置
●LD-5R型/F-1K型とパトランプによる漏洩監視システムのご紹介 ■デジタル粉じん計 LD-5R型 |
室内粉じんで粉塵マスクの顔面への密着性フィットテストが可能 |
●労研式マスクフィッティングテスター MT-05U型 | |
■特徴 ・1つの検出器(パーティクルカウンター)で、室内(マスクの外側)とマスク内の粒子数を自動的に切替えて連続測定を行います。このため、検出器の特性の違いによる誤差が少なくなっています。 ・フィットテストモード、フィットチェックモード、トレーニングモードの3つのモードを備えていますので、それぞれの用途に応じて使い分けることが可能です。 ・試験ガイドによる測定(マスク非破壊)とチューブジョイントセットを使用した測定(マスク穴開け)のそれぞれの測定が行えます。 ・呼気中の水蒸気が凝結して、水滴の発生するのを防止するために加熱管が組み込まれています。 ・測定データのRS-232C出力機能付きです。 ・専用ミラーにより、マスクの着用具合を確認できます。 |