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実験用ガラス機器 FAQ

  • Question

    SIBATAほうけい酸ガラス1(硬質1級)ガラスの成分組成はどのような割合になっていますか?

  • 下記の表に記されている成分比をご参照下さい。

    SIO2 B2O3 Na2O Al2O3 K2O
    80.8% 12.6% 3.8% 2.2% 0.4%
  • Question

    ガラスの耐熱性、熱衝撃(ヒートショック)とは何ですか?

  • JIS R3502に規定された、温度の急変によってガラスがどの程度の温度差まで耐えられるかを指す言葉です。

  • Question

    ガラスは、低温や凍結には強いですか?

  • ガラスの素材自体は低温に強いです。そのため、ビーカーに液体窒素を入れても問題ありません。但し、密閉式容器は内圧上昇によって破裂する危険性があります。内容物が凍結するほどの低温状態下の場合では、内容物の膨張によって開放型のビーカーでも破損する恐れがあります。びん類については、最大でもびん容量の4分の3まで、斜めか横倒しでご使用ください。

  • Question

    ガラス容器は圧力に強いですか?

  • 基本的に、理化学用のガラス器具類に圧力を加えることはできません。加圧が出来るタイプのものにはHPLCねじ口びんがあり、最大で+150kPaまでなら加圧できます。
    ガラス容器の中には多少の減圧に耐えられる物もありますが、底部が球形でない容器や肉薄の容器、肉厚でも並質ガラスや表面に傷があるものに関しては、破損(つぶれ)の恐れがあります。

  • Question

    茶生地と茶染めの特性の違いとはどのようなものですか?

  • 茶生地は500nm未満の波長に対して透過率が0%です。
    但し、ガラス素材に練りこまれている為、容器内容物に金属イオンが溶出する場合があります。
    茶染めは500nm未満の波長に対して透過率が15%未満です。
    ガラス外装への表面処理の為、容器内部へ金属イオンの溶出がありません。

  • Question

    ガラス器具の洗浄方法にはどのような種類がありますか?

  • 1.中性洗剤(シバタクリーンAなど)による洗浄。
    2.酸性溶液(濃硫酸など)による洗浄。
    3.超音波洗浄機を使用した洗浄。

  • Question

    超音波洗浄機を使用する際の注意点は何ですか?

  • 使用頻度が多いとガラス表面が白濁(失透)し、ガラス強度が弱ってきます。また、すのこや籠が付属している場合は必ず使用してください。使用せずにそのままガラス器具を槽内に入れると、発振子からの衝撃がガラス器具に直接当たり、ガラスが簡単に破損する場合があります。すのこや籠が無い場合は、ガラス器具を別の容器に入れて、間接的に超音波を当てるようにしてください。また、スパーテルを数本槽内に入れて発振子からの衝撃を緩和する方法もあります。

  • Question

    ガラスフィルターの洗浄方法にはどのようなものがありますか?

  • 1.サンプルが一番溶けやすい試薬にガラスを漬け置きします。
    (アルカリ溶液はガラスを溶解させるため、不可です)
    2.フィルターの下側から直接水道圧による洗浄をおこなう場合、効果が得られる半面、圧力が強すぎて破損する可能性がありますので、ご注意ください。
    3.下図のように吸引装置に接続して、逆吸引(逆洗浄)する方法も効果があります。
    4.有機物を使用した後の洗浄には、主に酸を使用することが多いです。

    glassfilter

  • Question

    ねじ口びんのプラスチック耐薬品性にはどのようなものがありますか?

  • 下に記載した通りになります。

     

    20℃におけるプラスチック耐薬品性表

      PP PBT PTFE TpCh260※1 PSU化合物 PU EPDM
    直鎖アルコール
    アルデヒド類
    アルカリ溶液
    エステル類
    エーテル類 × ×
    脂肪族炭化水素
    芳香族炭化水素 ×
    ハロゲン化炭化水素 × ×
    ケトン類 ×
    弱酸
    強酸
    酸化剤 × ×

    ※1 TpCh260はPFAと同様な特殊材質です。
    ◎・・・優れた耐性
    ○・・・限定された耐性
    ×・・・低い耐性
    ―・・・試験データがありません。