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小型ロータリーエバポレーター SRE-M3型 FAQ

  • Question

    ロータリーエバポレーターとはどのような装置ですか?

  • ロータリーエバポレーター(rotary evaporator)は回転式の(rotary)蒸発装置(evaporator)と分割解釈できますが、主に液体の蒸留や濃縮のために使用する装置です。
    アスピレーターや真空ポンプなどで内部を減圧しつつ適正な加熱温度制御をして使用しますと、効率の良い蒸留/濃縮作業ができます。
    試料が入ったフラスコを回転させて、フラスコの内壁に試料薄膜をまとわせて蒸発面積を大きくすることで溶媒を効率良く蒸発させることができます。
    また、内部を減圧することにより溶媒の沸点が下がるので、常圧の場合よりも低い加熱温度で蒸留/濃縮することができます。

  • Question

    SRE-M3型(セット)を購入したときの標準構成品は何ですか?使用するときに、別途用意するものはありますか?

  • 本体駆動部、冷却蛇管、なす型フラスコ 300mL、受けフラスコ 250mL、真空シール、架台(支柱付)がセットになっています。
    ウォーターバス(試料加熱用)、ラボジャッキ(ウォーターバスの高さ調節用)、真空ポンプやアスピレーターなどの減圧装置、低温循環水槽、ホース類を別途ご用意していただく必要がございます。

  • Question

    取付け可能な支柱サイズは?

  • 標準構成品の支柱はφ15 mm です。
    別途クランプ・ムッフ(支柱同士を直角に取付けできるもの)をご用意いただくことで、組み立て架台への取付けも可能です。
    ※SRE-M3側の支柱はφ15 mm です。組立て架台の支柱とSRE-M3の支柱のサイズを考慮して、クランプ・ムッフをお選びください。

  • Question

    本体の角度調整は可能ですか?

  • 任意の角度で調整可能です。

  • Question

    回転フラスコへ入れる試料の量はどのくらいですか?

  • エバポレーターへ接続する時はフラスコを傾けて使用するので、フラスコの1/3以下が望ましいです。

  • Question

    回転数はどのくらいに設定すればいいですか?

  • サンプルにもよりますが、回転させる理由はフラスコの内壁に薄膜を作り、溶媒を効率的に蒸発させることを目的としています。その為、薄膜ができる程度を確認して設定してください。

  • Question

    ウォーターバスと低温循環水槽の温度は、どのくらいに設定すればよいですか?

  • ロータリーエバポレーターは“バス温度”と“冷却水”に最低40℃の温度差をつけると効率的に使用できるとされています。
    例)バス温度が35℃の場合

    toyrotary

  • Question

    真空度の調節は重要ですか?

  • 各溶媒の沸点は真空度によって変化します。
    真空制御なしで減圧すると必要以上に圧力が下がってしまい、突沸や、蒸気が凝集しきれずに放出される原因となりますので、減圧する際は溶媒の種類とバス温に合わせた真空度の設定をおすすめします。

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