防じんマスク等の定量的なフィットテストを行うための測定器
JIS T8150：2021の「標準」及び「短縮」の定量的フィットテストに準拠
95モード搭載でDS2等の使い捨て式防じんマスクにも対応


■特徴
・MT-11Dは海外で主流となっている凝縮核カウンタ（CNCまたはCPC）を採用した測定器です。更に分級器（DMA）搭載により、使い捨て式防じんマスクDS2やN95マスクの測定にも対応しています。
・筐体がアルミ製なので丈夫です。
・マスクの外側と内側の粉じん粒子数をそれぞれ計数し、その結果からマスク内への粉じんの侵入率（漏れ率（％））もしくはフィットファクタを求めることができます。
・試験ガイドによる測定（マスク非破壊）とチューブジョイントセットを使用した測定（マスク穴開け）が行えます。
・USBケーブルでPCと通信させることができます。
・付属のミラーにより、マスクの装着具合をいつでも確認できます。
・医療現場や産業現場など防じんマスク（N95マスク含む）を使用するすべてのお客様でご利用いただけます。
・測定には高純度のイソプロピルアルコール（IPA)またはエタノールを使用します。
・通信ソフトのほか、MT-11D本体単独での被験者情報やマスク情報の登録が可能です。
・付属のタッチペン以外にも市販のマウスにて画面操作が行えます。
・対象粒子径範囲が広く、サンプル流量もCNCのフィッティングテスターでは比較的大きいため、粒子発生器が不要となるケースが多いです
※CNC=CPC

■測定モード
●デイリーチェック・・・フィットテスト前の機器の動作チェック機能
●フィットテスト・・・JISやISO、OSHAなどの定量的フィットテスト。自分に合うマスクの選定に
※初めて実施される場合は短縮法よりも、細かく評価できる標準法を推奨
●トレーニング・・・リアルタイム測定モード。マスクの装着練習に
●フィットチェック・・・試験ガイドによる簡易チェック機能。日々のチェックに

■MT-05U型（光散乱方式）との比較
●短縮定量的フィットテストが実施可能
●本体のみの測定でも、被験者やマスク情報の登録が可能
●高純度アルコールが必要（MT-05Uは不要）

テクニカルレポート：エタノール検証結果

【お客様の声】
●興研株式会社 様