環境測定機器
室内環境測定セット IES-5000R LD-2I、PC無し
測定操作はタブレットPCから無線操作で実施でき、その場でポイントの追加、名称変更も可能です。
別売のタブレットPCには測定業務に必要な各種ソフトウェアをインストールしています。
特徴
●小型可搬型の優れた機動性
●従来品と比較してサイズは1/4、重量は1/3まで軽減。とてもコンパクトになりました。
電車などの公共交通機関でも一人で簡単に持ち運びができます。
●建築物環境衛生管理基準測定項目で定められている6項目の同時測定
●タブレットPCを使用することを可能にした設計
-測定器本体と操作部を分離しているため、運用性が向上
-測定データは直接タブレットPCに収納
-200物件(1物件あたり100ポイント300データ)の収録が可能
-動作OSはWindows10に対応
※報告書プログラムのみWindows10(32bit,64bit),11(64bit)動作
●オプションの騒音計、照度計、黒球温度計、床上10cm温度測定用
●お持ちの騒音計、照度計も使用可能
●低位置用温度センサーの接続が可能
●充電池運用で約12時間の動作が可能(ACアダプター運転も可能)
仕様
品目コード | 080610-5003 | |
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型式 | IES-5000R | |
測定原理 | ①白金抵抗体抵抗式 ②高分子薄膜静電容量式 ③ブリッジ平衡型定温度差動作方式 ④定電位電解方式 ⑤非分散型赤外線方式 ⑥光散乱方式(※LD-2I) | |
測定対象 | ①温度 ②相対湿度 ③気流 ④一酸化炭素 ⑤二酸化炭素 ⑥浮遊粉じん | |
測定範囲 | ①-20~60℃ ②5~95%rh ③0.05~2.00m/s ④0~100ppm ⑤0~10000ppm ⑥0.000~4.000mg/m3 | |
測定精度 | ①全域±0.5℃ ②±4%rh(25℃時) ③全域±0.2m/s(校正時) ④0~10ppm:±2.5ppm 10.1~100ppm:±5ppm ⑤0~2000ppm:±50ppm 2001~5000ppm:±100ppm ⑥±10%(標準粒子に対して) | |
通信 | Bluetooth5.0無線通信、マイクロUSBポート | |
分解能 | ①0.1℃ ②0.1%rh ③0.01m/s ④0.1ppm ⑤1ppm ⑥0.001mg/m3 | |
画面 | 液晶 ※タブレットPC(10.5インチ)は別売 | |
動作環境 | 5~45℃ 10~90%rh(結露がないこと) | |
電源 | 内蔵ニッケル水素二次電池 充電時間約8時間 連続運転時間約12時間 充電器兼ACアダプター(AC100V 50/60Hz) マイクロUSBポートからの運転用電源の供給も可能 | |
動作時間 | 連続使用時間:約12時間(オプション測定品なしの場合) | |
寸法・質量 | 約180(W)×130(D)×150(H)mm( 突起物を除く) 約1.4kg | |
付属品 | 充電器兼ACアダプター×1 CO・CO2校正用ガス(ゼロ用、スパン用)×各1 CO・CO2校正用ガス採取袋(ゼロ用、スパン用)×10 CO・CO2校正用チューブ×1 三脚×1 三脚用クイックシュー×1 ソフトケース×1 | |
価格(税別) | お問い合わせください | |
備考 | ※IES-5000R型用粉じん計LD-2I型とタブレットPCは別売です。以下の部品リストのLD-2I型とタブレットPCを別途ご用意ください。 LD-2I型は(公財)日本建築衛生管理教育センターの較正が受けられます。 IES-5000R型を新規ご購入の場合、別売のLD-2I型を(公財)日本建築衛生管理教育センター較正付で承ることができます。 別売のLD-2I型の教育センター較正付をご希望の場合は、下記オプションの『LD-2I型教育センター新品較正費』と共にご注文ください。(当社で承る教育センター較正はLD-2I型新規ご購入時に限ります。) |
オプション製品・スペアパーツ
動画
よくある質問
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Q.室内環境測定セット
IES-5000/-5000Rの報告書作成プログラムをPCにインストールして使いたいがどこからダウンロードできますか?
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ホームページからユーザー登録をするとダウンロードができますのでそれをインストールしてご使用ください。
ユーザー登録はこちら。
IES-5000本体での各項目の設定方法は?
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この簡易説明書をご利用ください。ここをクリック→ UTILITY_ MODE
IES-5000/-5000Rの粉じん計LD-2Iを較正に出したいがどうしたらよいですか?
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1:新品のIES-5000Rを購入の場合
ご購入時にデジタル粉じん計LD-2Iを公益財団法人 日本建築衛生管理教育センター新品較正でご依頼されるようにしてください。
2:新品時でない継続して較正に出す場合
直接、公益財団法人日本建築衛生管理教育センターへ申し込んでおこなってください。なお、送る際にはIES-5000本体からLD-2Iを取り外し、LD-2Iのみ送ってください。粉じん計LD-2Iの脱着については、ここをクリック→ 粉じん計脱着・較正
建築物衛生法の較正については、ここをクリック→ 公益財団法人日本建築衛生管理教育センター
IES-5000/-5000RのBluetooth通信が切れる(ペアリングできない)場合は?
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まわりに何かのBluetooth通信があるか、掃除機などの電磁波の影響が考えられます。
Bluetooth通信の接続場所を変えてペアリングされてみてください。
本体底面のリセット用スライドスイッチを切り替えてみてください。
室内環境測定セットに組み込まれているLD-2Iの調整はどうやるのですか?
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粉じん計LD-2Iを使用する前に調整をおこなう必要があります。調整をおこなう前に「UTILITY MODE」の「STD COUNT」で標準散乱板値に間違いが無いか確認してください。較正を受けた場合は較正済票の標準散乱板値で確認してください。
COの濃度が高いがどうしてか?
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センサー内部の残留ガスを消費して安定すれば正常値になります。電源を入れてからしばらくはウォーミングアップをおこなってから測定してください。
タブレットPCをUSBケーブルで接続して認識できないのはなぜですか?
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●市販のUSBケーブルの中には充電専用のものもありますので、通信ができるケーブルをご使用ください。
●測定ソフトとIES-5000本体でのUSB接続設定の両方を確認してください。
●USBドライバーがタブレットPCにインストールされているか確認してください。測定ソフトとあわせてインストールされている必要があります。