科学機器
SPC冷却器 大型ソックスレー抽出装置用
リービッヒ冷却器(冷却管)は、最も一般的な「還流冷却器」(reflux condenser) のひとつです。
主に蒸留や還流(リフラックス)の際に、他のガラス器具と組み合わせて使用します。
二重管構造の外側に冷却水を流して冷やし、内側で蒸気を冷やして凝縮(液化)させます。
内管がストレートの筒状なので、斜めにしても凝縮液が溜まらないことから、傾斜(斜め)状態で使用されることの多い冷却器です。
主に蒸留や還流(リフラックス)の際に、他のガラス器具と組み合わせて使用します。
二重管構造の外側に冷却水を流して冷やし、内側で蒸気を冷やして凝縮(液化)させます。
内管がストレートの筒状なので、斜めにしても凝縮液が溜まらないことから、傾斜(斜め)状態で使用されることの多い冷却器です。
仕様
品目コード | 032080-201 | |
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品名 | 冷却器 | |
規格 | リービッヒ形、下部SPC34、冷却水接続口φ10mm | |
価格(税別) | 70,500円 | |
備考 |
よくある質問
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Q.SPCジョイント(SIBATA Precise Clear Joint)
SPCとは?
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SIBATA PRECISE CLEARの略称で、柴田科学オリジナルのガラステーパージョイントです。
SPCジョイントは透明ジョイントと同じか?
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違います。SPCジョイントは柴田科学独自の成型技術により、接合面を砂ですり合わせることなく成形しているジョイントです。
透明ジョイントを含むすり合わせジョイントは、砂で故意に無数の傷をつけて大きな凸凹を無くして接触両面を仕上げています。(透明ジョイントは細かい砂を使って傷を小さくして視覚的に透明に見せているだけです。)
SPCジョイントは、砂で傷をつけずに本来の平滑なガラス表面のままで成形されていますので、透明ジョイントを含むすり合わせジョイントとは一線を画する高平滑面ジョイントです。
SPCジョイントは高平滑面ジョイントのため、 コンタミネーションリスクがすり合わせジョイントより小さい等のSPCならではの特長があります。
SPCジョイントはすり合わせジョイントと互換性があるか?
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寸法的に若干合致していない部分(長さ)がありますが、基本的には互換性があるとお考えください。
ただし、SPCジョイントとすり合わせジョイントを混合併用しますと、すり合わせの粗い表面によってSPCに傷がついて高平滑面の特徴が損なわれ、表面の平滑度グレードがすり合わせレベルに落ちてしまいます。おすすめはしませんが、SPCジョイントと透明ジョイントを含むすり合わせジョイントを接続する場合は、必ず真空グリースを使用してください(グリース等を使用しないまま接続しますと漏れ等の起因となる恐れがあります)。
SPCジョイントが固着して外れないときは?
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厚手のゴム手袋等をして、ゆっくりとねじってみてください。また、SPCジョイントに熱湯をかけたり、中性洗剤の中へ浸け込んでみてください。超音波洗浄機にかけてみるのも有効です。もしそれでも外れないようでしたら、修理をご依頼ください。
関連情報
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