ガラス器具/体積計
SPC平底なす形フラスコ SPC-29 200mL
減圧、蒸発量、直立安定性、実容量検証済み!●一般的に平底フラスコは丸底と比較して底部に負荷がかかるため、減圧には不向きと言われます。本製品は 190Pa 30分間の減圧に耐えることを確認しています。●蒸発量は既存のなす形フラスコとの差が10%以内に収まることを確認しています。(エバポレーター減圧試験、溶媒:エタノール)●蒸発量への影響と安定性を考慮し、容量ごとに最適な底面積を決定しています。
仕様
品目コード | 035120-29200 | |
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容量 | 200mL | |
記号 | SPC-29 | |
高さ | 159 | |
最大外径 | 76 | |
価格(税別) | 8,000円 | |
備考 | ※平底タイプのなす形フラスコです。 ※ロータリーエバポレーターにサンプルを仕込む際、『できる限り省スペースで作業したい』 『フラスコを立てて使用したい』 とのご要望を受け商品化いたしました。 ※なす形の特徴である蒸発効率の高さを活かしたまま、作業性が向上します。 |
動画
よくある質問
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Q.SPCジョイント(SIBATA Precise Clear Joint)
SPCとは?
SIBATA PRECISE CLEARの略称で、柴田科学オリジナルのガラステーパージョイントです。
SPCジョイントは透明ジョイントと同じか?
違います。SPCジョイントは柴田科学独自の成型技術により、接合面を砂ですり合わせることなく成形しているジョイントです。
透明ジョイントを含むすり合わせジョイントは、砂で故意に無数の傷をつけて大きな凸凹を無くして接触両面を仕上げています。(透明ジョイントは細かい砂を使って傷を小さくして視覚的に透明に見せているだけです。)
SPCジョイントは、砂で傷をつけずに本来の平滑なガラス表面のままで成形されていますので、透明ジョイントを含むすり合わせジョイントとは一線を画する高平滑面ジョイントです。
SPCジョイントは高平滑面ジョイントのため、 コンタミネーションリスクがすり合わせジョイントより小さい等のSPCならではの特長があります。
SPCジョイントはすり合わせジョイントと互換性があるか?
寸法的に若干合致していない部分(長さ)がありますが、基本的には互換性があるとお考えください。
ただし、SPCジョイントとすり合わせジョイントを混合併用しますと、すり合わせの粗い表面によってSPCに傷がついて高平滑面の特徴が損なわれ、表面の平滑度グレードがすり合わせレベルに落ちてしまいます。おすすめはしませんが、SPCジョイントと透明ジョイントを含むすり合わせジョイントを接続する場合は、必ず真空グリースを使用してください(グリース等を使用しないまま接続しますと漏れ等の起因となる恐れがあります)。
SPCジョイントが固着して外れないときは?
厚手のゴム手袋等をして、ゆっくりとねじってみてください。また、SPCジョイントに熱湯をかけたり、中性洗剤の中へ浸け込んでみてください。超音波洗浄機にかけてみるのも有効です。もしそれでも外れないようでしたら、修理をご依頼ください。
関連情報
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