環境測定機器

ハイボリウムエアサンプラー HV-RW 粉じんセット

高流量で大気中の有害物質を捕集する設置用全天候型サンプラーです。流量範囲が広く、部品を取り替えることで、粉じん用にもダイオキシン用にも使用できます。
●折りたたみ式で、移動、保管に便利です。
●定流量装置により採取量増加による吸引流量の低下を抑えています。
●表示部はタッチパネルを使用しています。
● オプションの分粒装置を装着することで分粒特性を持たせることができます。
● 静音設計をしています。
● HV-RW型(ダイオキシン用)は、環境省指定マニュアルに基づいたダイオキシン用サンプラーです。

●ハイボリウムエアサンプラーHV-RW/Rシリーズ 制御部積み下ろし(着脱)について

仕様

品目コード 080130-1201
型式 HV-RW(粉じん用)
吸引ポンプ ブラシレスブロワー
流量検出 差圧検出方式
停電処理 停電復帰後、停電前の動作状態を継続
流量精度 設定流量に対し±5%以内
材質 使用材質:アルミニウム(折りたたみ可能)
設定流量範囲 100~1200L/min
ろ紙 8”×10”角形ろ紙
ウレタンフォーム 無し
質量 約31㎏
吸引流量 1000L/min
(角形ろ紙QR-100)
表示部 タッチパネル式液晶画面
(バックライト付)
動作環境 0~40℃
電源 AC100V 10A
ケーブル長:3m
寸法 使用状態:575(W)×575(D)×1420(H)㎜、採取口高さ:1210㎜(設置面から)
折りたたみ状態:575(W)×575(D)×960(H)㎜
構成 シェルター 1式、 制御部 1式、
ホッパー部 1式、 フィルターケース 1式、
スルーパイプ 1式
価格(税別) 870,000円
備考 ※ 瞬時流量、積算流量は20℃、1気圧の値に自動補正されます。(25℃・1気圧、もしくは実流量に自動補正することもできます。)
※装置内吸引空気が高温になると温度保護装置が作動してブロワーモーターを停止します。
※電源プラグは防水プラグ(パナソニック電工製WF75159)3Pを使用していますので、差込側に同規格の防水コンセント(WA3519K)をご用意ください。
※ 制御部はシェルター部に組み込まれた状態で納品します。

オプション製品・スペアパーツ

制御部 HV-RW用
シェルター部 HV-R/RW用
ホッパー部 HV-R/RW用
シェルター 分割タイプ本体部 HV-RW用 HV-RW-S2A型
シェルター 分割タイプ天蓋部 HV-RW用 HV-RW-S2B型
シェルター 分割タイプ架台部 HV-RW用 HV-RW-S2C型
シャトルチューブ 本体のみ HV用
シャトルチューブ HV用
クランプ シャトルチューブ用
ポリウレタンフォーム 10入
フィルターケース 8×10mm角型フィルター用
スルーパイプ HV用
ウレタンホルダー HV用
ウレタンホルダー 短型用

動画

よくある質問

    • Question

      デジタルオリフィス流量計 OFD-1型を用いたハイボリウムエアサンプラー HV-1000R型、HV-700R型、HV-500R型の日常点検方法を教えてください。

    • OFD-1型を用いたHV-1000R型、HV-700R型、HV-500R型の日常点検マニュアルをご用意していますので、それをご参照ください。

      li-pdf-OFD-1を用いたHV-Rの日常点検マニュアル

    • Question

      製品を流量計を使って校正することが出来ますか?

    • それぞれ校正モードがありますので可能です。
      その際当社製品の基準流量計をを使っていただくと、自動的に校正する事が出るようになります。

    • Question

      この校正を行う事で注意する点がありますか?

    • 製品出荷状態では、仕様の流量範囲内どの流量でも精度範囲内に入るように調整されています。
      校正作業を行うと、ある流量に対して誤差が小さくなるようになりますが、反面他の流量では誤差が大きくなってしまう事があります。校正モードをで校正する場合は、校正流量以外の流量では使わないように気を付けてください。
      なお、それぞれ工場出荷状態に戻すことにより、元の各流量で精度が合う状態に戻すことが可能です。

    • Question

      ハイボリウムエアサンプラーHV-1000R/-700R/-500R型の内蔵ブロアーの耐久時間は?

    • ブロアー単体で5000時間です。

    • Question

      シャトルチューブとは?また、付属品は何?

    • シャトルチューブは、SUS外筒、運搬用フランジ、ウレタンホルダー(ガラス製内筒)より構成されています。

      ウレタンホルダーにウレタンフォームを入れ(最大4個)、SUS外筒に収納します。
      これをハイボリにセットし、サンプリングします。
      シャトルチューブにウレタンフォームを装着したまま移送できます(遮光、断気用)。
      その場合、両端に運搬用メクラフランジを装着します。

    • Question

      シャトルチューブは何故ステンレス?

    • アルミは多孔質なので、汚染物質等を考慮した結果、ステンレスにしました。

    • Question

      製品を流量計を使って校正することが出来ますか?

    • それぞれ校正モードがありますので可能です。
      その際基準流量計を当社製品を使って頂くと、自動的に校正する事が出るようになります。

    • Question

      この校正を行う事で注意する点がありますか?

    • 製品出荷状態では、仕様の流量範囲内どの流量でも精度範囲内に入るように調整されています。
      校正作業を行うと、ある流量に対して誤差が小さくなるようになりますが、反面他の流量では誤差が大きくなってしまう事があります。校正モードをで校正する場合は、校正流量以外の流量では使わないように気を付けてください。
      なお、それぞれ工場出荷状態に戻すことにより、元の各流量で精度が合う状態に戻すことが可能です。