1,1-ジメチルヒドラジン

柴田科学では1.1-ジメチルヒドラジンの捕集装置から分析試料液調整用ガラス器具まで幅広くご用意しています。

1.1-ジメチルヒドラジンの捕集と分析 ~高速液体クロマトグラフ分析法(HPLC法)~

捕集と分析用試料までのフロー

フィルターサンプリング

φ37mm硫酸含浸フィルター吸引流量:1.0L/min

試験管にフィルターを入れる
純水5ml添加
振とう器にて30分攪拌
遠心分離

2000rpmで10分間

HPLC用バイアル2.0mlに抽出液1mlを移す

使用するHPLCに適したバイアル瓶に移す

フルフラール水溶液(4%V/V)0.5ml

※純度98%以上のフルフラールを用いて4%V/V水溶液を調整

混合して室温(20℃)で120分間以上放置し最終試料液とする
HPLC分析

※本法による1試料の分析時間は30分のため、試料液が安定のうちに分析処理できる検体数は、試料液を「オートサンプルラック10℃恒温」あるいは「室温(20℃恒温)」のいずれも、概ね10時間以内の分析終了を目途とし、20検体程度である(それ以上の保存は不可)

作業環境ガイドブック参考(一般社団法人 日本作業環境測定協会発行)