エチルベンゼン
柴田科学ではエチルベンゼンの捕集装置から分析試料液調整用ガラス器具まで幅広くご用意しています。
エチルベンゼンの分析法は複数ありますが、ここでは固体捕集・ガスクロマトグラフ分析法をご紹介します。
エチルベンゼンの捕集と分析 ~個体捕集・ガスクロマトグラフ分析法~
捕集と分析用試料までのフロー
捕集管サンプリング
石油系合成球状活性炭(2層タイプ)
吸引流量:0.20L/min
バイアル瓶2本に捕集後の捕集剤前・後層を各々取り出す
捕集管は100㎎/50㎎の2層
前層、後層の各層を以下のフローで各々分析
脱着溶媒各1.0ml
内標準液を添加した二硫化炭素
※二硫化炭素自体は作業環境測定用
密栓後ときどき振り混ぜ1時間以上放置
上澄液を試料液とする
GC-FID分析
※内標準液含有の二硫化炭素(脱着溶媒)の調整方法
メスフラスコ(100ml)にtert-ブチルベンゼン8.66mg(0.01ml)を秤り取る
二硫化炭素(作業環境測定用)で100mlとし、脱着溶媒とする
作業環境ガイドブック参考(一般社団法人 日本作業環境測定協会発行)