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デジタル粉じん計 各モデルのご紹介

2022年10月25日
粉じんはどうやって測定するの?

まず、粉じんとは「気体を媒体としてその中を粒子状物質が浮遊している状態」を指します。
身近なものでいえば花粉やタバコ、車の排気ガスも粉じんの一つです。

私たちの生活の中に多様に存在する粉じんですが、特に直径が4μm以下になると気管支から肺胞に沈着しやすくなります。
長い年月にわたって吸い込むことで、肺が固くなり呼吸困難になる「じん肺」を発病する確率が高くなってしまいます。

そこで、粉じんによる健康被害を防止するため、粉じんがどの程度発生しているかを調べるのに使用するのが、今回ご紹介していく“光散乱式デジタル粉じん計”です。

~光散乱式デジタル粉じん計とは~

粉じんに光を当てると、粉じんは光を吸収すると同時に四方八方に光を放出します。
放出する光の量と粉じん量は比例関係にある為、光の強さを電気信号として取り出し、粉じん量を測定することができるのです。
この方法が光散乱式です。世界で初めて作られた光散乱式の粉じん計は柴田科学のP-1型です!

世界初の粉じん計 P-1型

光散乱式デジタル粉じん計は粉じんに触れることなく測定でき、かつ応答性が良いため、 秒単位でリアルタイムの測定が可能です。
“屋外測定”、“ビル管理測定”、“作業環境測定”など、多様な測定に対応できるよう、粉じん計を各種取り揃えておりますので、それぞれの機種についてご紹介いたします。
お客様のニーズに合う最適な一台を!!

 

デジタル粉じん計“LD-5R型”
  • ポンプ吸引式で安定した吸引流量で測定が可能
  • データロギングやタイマー測定の機能を搭載
  • パージエアー方式で、内部粉じん汚染を軽減
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デジタル粉じん計“LD-3S型”
  • ビル管理、学校環境の測定専用モデル
  • カウント値と共に質量濃度(mg/m3)を表示
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デジタル粉じん計高濃度“LD-5D型”
  • LD-5R型と比べ、10倍の高濃度(100mg/m3
  • 大型のフィルターを内蔵し、長期間の使用が可能
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デジタル粉じん計“LD-6N2型”
  • 個人ばく露測定用の小型、軽量の携帯型粉じん計
  • 容易に装着できるよう、検出部と操作部を分離
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屋外用粉じんモニター“FLD-1型”
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ここまでご紹介したデジタル粉じん計ですが、“LD-5R型”及び“FLD-1型”については採気口をオプションで販売しているサイクロンに変換することで、PM2.5の測定も可能となります!
興味のある方はぜひ以下のリンクよりご確認ください!!

PM2.5サイクロン LD-5/5R用 PM2.5サイクロン FLD-1用
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