科学機器
合成・反応装置ケミストプラザ CP-300 300℃タイプ本体セット 1000mL
特徴
●設定可能温度は接続するブロックによって、−30〜200℃または室温+10〜320℃に選択可能(300℃タイプまたはマルチタイプの加熱ブロックが必要)
●撹拌スピード 50〜1500rpm
●加熱ブロック部と制御部が独立。個別に設置可能
●シリコンオイル等の液体熱媒の未使用
●ON/OFFタイマー機能
●溶液温度表示機能(温度センサーはオプション)
●温度・時間・撹拌数プログラム機能
●反応容器容量の変更が可能
●外部出力有り。データロガーとの接続により、加熱温度・サンプル実温の記録が可能
仕様
| 品目コード | 054300-3530 | |
|---|---|---|
| 型式 | CP-300 | |
| セット品名 | CP-300本体セット300℃ 1000mL | |
| 合成容量 | 1000mL/500mL※ | |
| 外部温度センサー | 白金測温抵抗体 1本接続可能 (センサーはオプション) | |
| アナログ出力 | DC4~20mA | |
| 反応容器 | アルミブロックのスリットから観察可能 | |
| 安全対策機能 | ポリカーボネート製セーフティカバー、滴受けトレイ、過昇温・過冷却警報 | |
| 合成・反応装置 | Chemi Chemi-300 | |
| 温度表示 | デジタルLED表示( オプションの温度センサー使用でサンプル実温表示可能) | |
| 回転設定範囲 | 50~1500rpm | |
| 撹拌方式 | 強磁性マグネチックスターラー方式 | |
| 温度調節精度 | ±0.5℃~ | |
| 質量 | 本体 約5.1kg・ブロック部 約12.5kg | |
| 表示 | デジタルLED表示 | |
| プログラム機能 | 温度・時間・撹拌の9ステップ×9パターン | |
| 温度設定 | 室温+10~320℃ | |
| 電源 | AC100V 50/60Hz 9.7A | |
| 付属品 | オーバルエッジ形 φ16×38mm | |
| 価格(税別) | 753,400円 | |
| 備考 | ※500mLの容器を使用する場合は、別売の加熱ブロックアダプターが必要です。 注)ご使用には、別売の反応容器が必要となります。 注)低温循環水槽に接続することはできません。 | |
オプション製品・スペアパーツ
よくある質問
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            Q.合成・反応装置ケミストプラザ
             
 - 合成・反応の目的は何ですか?
  - いくつかの目的が挙げられますが代表的な目的は下記の通りです。 - 1. 自然界にある既存の物質を大量かつ安価に作ること - 既存の物質を大量かつ安価に作るため - 天然物を合成 → 安価な天然物を工業的に製造 - → 品質を均一化  - 2. 新しい物質を作ることや現状の物を改良をすること - 新素材を開発する → 樹脂、繊維、塗料など - 化学物質を開発する → 新薬、香料、高機能物質など - 3. 未知の物質がどのような過程で出来たものか構造決定を行うこと - 4. 未知の化合物を作り出すこと - 効率的な条件を見つけ出すために試験管サイズから三角フラスコ・なす型フラスコ・セパラブルフラスコ等さまざまな容器を使い一定の温度と撹拌条件を探りながら新しい化合物を作り出していきます。 
  
 - 合成・反応装置はどのようなものがありますか?
  - 合成・反応装置は目的となる化合物作るために最適な温度を維持管理と均一な撹拌をしながら、必要に応じて試薬の添加も行うことが出来る装置です。 
 目的に応じて合成を行う反応場が液体の液相合成と合成を行う反応場が固体- ※固体(支持担体で、反応の土台)固相合成があります。 
  
 - 液相合成・反応装置はどのようなものがありますか?
  - 簡単なものは試験管や三角フラスコをマグネチックスターラーや恒温槽につけて行う方法を指しますが、容量が大きくなると丸底フラスコ(3つ口)やセパラブルフラスコを使用します。  
  
 - 合成・反応装置 ケミストプラザとはどのようなものですか?
  - 従来のウォーターバス・オイルバスに代わりアルミブロックによる温調を行い、強力なマグネチックスターラーを搭載し、反応や合成を行うに当たりさまざまな容量に併せて温度を一定に保ち、均一に撹拌を行う装置です。 - アルミブロックを使うことにより水やオイルを使用せずに温度管理ができます。  
  
 - ケミストプラザシリーズにはどのような種類がありますか?
  - 反応容量や条件により以下のような機種の選択・組み合わせが可能です。 - ホルダーまたはブロック(アダプター)を交換・追加することにより異なった容量での使用が可能です。 - CP-1000/400(旧CP-100/2000) シリーズは個別に温度調節ができます。 - CP-300/400(旧CP-2000) は温度・撹拌のプログラム制御や加圧反応まで対応でます。 - CP-300 はオプションのブロックを変更することで300℃までの高温反応や、さらには既存の丸底フラスコやなす形フラスコまでの対応も可能です。  - ケミストプラザシリーズのラインナップ  - 本体 - 型式 - CP-100 - CP-2000 - CP-300 - 反応器数 - 5 - 4 - 1 - 温度制御(℃) - -20 ~ 160 - -30 ~ 200 - -30 ~ 200 - RT~300 - 個別温調 - ○ - ○ - — - — - — - プログラム - — - ○ - ○ - ○ - ○ - 撹拌(rpm) - 50 ~ 2000 - 50 ~ 2000 - 50 ~ 1500 - 加圧オプションユニット - — - — - ○ - — - ○ - — - 加熱ブロック - 200℃用 - 300℃用 - 対応ブロック - 1-5mL 
 1-30mL- ○ - ○ - 25-100mL 
 50-200mL- ○ - 15-70mL(加圧) 
 30-120mL(加圧)- ○ - ○ - 120mL 
 200mL
 500mL
 1000mL- ○ - ○ - 丸底フラスコ500mL - ○ - ナス形フラスコ 
 100-500mL※- ○ - マルチ対応 
 ビーズ仕様- ○ - ※100・200・300・500mL 専用ブロック 
  
 - 低温反応を行うときの結露対策はどうですか?
  - ブロックと保護カバーの間に不活性ガスを流すことで結露が防ぐことが出来ます。 
 また乾燥ユニット(別売:DAP-10型)をご使用いただければガス準備の必要がありません。 
 
関連情報
- カタログ
 
                   
                  
