ガラス器具/体積計

メスフラスコ スーパーグレード 10mL

・一定の体積を測るために用いられます。全量フラスコとも呼ばれます。
・底の平らなフラスコに細長い首が伸びた形状で、首の部分に通常は1本の回線があります。
・目盛のある首部分の径が細いため、同容量のメスシリンダーより目盛の精度が高いです。
・一定の試薬濃度を正確に調整する時に使用されます。
・目盛は受入体積(入っている体積)を表し、受用(入用)を意味するTCが表示しています。(TC:To Contain の略)
・目盛は20℃の水を測定したときの体積を表します。
・JIS規格(R3505)クラスAの「体積の許容誤差」より高精度です。

●メスフラスコ使用上の注意栓が噛んで外れなくなることがあるので、保管する際は栓とメスフラスコの間に紙を挟んでください。また、加熱乾燥をするとよく「目盛が狂う」と言われますが、一般的な加熱乾燥では問題は生じません。 ガラス体積計は、製造工程の中で、目盛りを打った後に500℃以上の高い温度をかけて白プリントやシルバーステンを焼き付けています。 “加熱はガラス体積計の目盛に影響を及ぼすか”について検証した 文献も発表されています。 ただし、加熱乾燥する際は、以下に注意してください。 それは熱衝撃による破損の可能性があるということがあります。洗ったばかりの体積計を加熱乾燥器の上の段に入れると、温度に よっては垂れたしずくとの温度差で破損につながる恐れがあるので、洗ったばかりの器具は下の段に入れ ることを推奨します。加熱乾燥器を使用するときは、設定温度やガラス器具の入れ方に注意してください。

仕様

品目コード 020060-10
容量 10mL
許容誤差 ±0.02
9
外径 28
高さ 95
価格(税別) 2,550円
備考 ※“メスフラスコ スーパーグレード”は、JIS R3505クラスAの「体積許容誤差」より高精度で製作しています。
※高さには栓を含みません。

動画

【ガラス器具】メスフラスコの使い方-柴田科学株式会社【ガラス器具】メスフラスコの使い方-柴田科学株式会社