科学機器

スピード抽出装置 E-500ER HE

サンプルを溶媒の中で直接加熱。脂質(粗脂肪)測定でのソックスレー抽出に比べ大幅な時間短縮が可能です。

特徴
●溶媒データベースにより、使用する4種の溶媒(ジエチルエーテル、石油エーテル、ヘキサン、クロロホルム)を選択するだけで、自動で適切な加熱条件が設定できます。
●見やすいディスプレイにより、処理状況をすぐに把握できます。(日本語表示に対応)
●冷却された溶媒を冷却回収タンクで回収。コンタミネーションの心配がありません。

■各種公定法
飼料 ISO 6492/11085, 98/64/EC, AOAC2003.06
肉 ISO 1444, AOAC991.36
パン、穀物、ナッツ ISO 11085, AOAC2003.05

 

■簡単なメソッド作成
溶媒データベースを内蔵しており、使用する溶媒を選択すれば、最適な抽出・リンス・乾燥プロセスのためのパラメーターが設定できます。

■コンバージョンキット
ソックスレー、Randall(HE)、Twisselmann(ECE)準拠のガラスにお客様で簡単に交換することが可能です。(オプション)

仕様

品目コード F34511-8019100
型式 E-500ER HE
消費電流 13A/1300W
質量 41.8㎏(ガラス部除く)
電源 AC100V 50/60Hz
寸法 638(W)×595(D)×613(H)㎜
価格(税別) お問い合わせください
備考  

よくある質問

    • Question

      サンプルの抽出時間は?

    • ソックスレー自動抽出装置は、サイフォン管部分に光センサー、電磁バルブを設けていますので、これらの連動により、任意の位置(光センサー位置可動範囲内)でサイクルさせることができます。
      そのため、一般的なガラス器具のものと比較した場合、サンプル量に応じて抽出時間を1/4時間に短縮することも可能です。

    • Question

      沸点が何度までの溶媒が使用できますか?

    • ヒーターは、最大で150℃前後の沸点をもつ溶媒を加熱することができます。

    • Question

      抽出は自動で行えますか?

    • 付属のコントローラーで、抽出時間、サイクル数、ヒーター温度レベルをプログラムすることで、装置がそれらをモニターし、抽出開始から終了までを自動で行います。

    • Question

      SPCセミ・ミクロソックスレー脂肪抽出器に円筒ろ紙を使う場合のサイズは?

    • 市販の円筒ろ紙φ20×90mmを60~70mmの長さに切って使用します。付属の抽出用円筒ガラスフィルター付は使用しません。