クロム酸およびその塩,重クロム酸およびその塩(六価クロム)

柴田科学ではクロム酸の捕集装置から分析試料液調整用ガラス器具まで幅広くご用意しています。
クロム酸の分析方法は複数ありますが、ここでは原子吸光分析法をご紹介します。

クロム酸の捕集と分析 ~原子吸光分析法~

捕集と分析用試料までのフロー

フィルターサンプリング

φ47PTFEメンブレンフィルター ポアサイズ2.0μm
オープンフェイス 吸引流量30L/min

コニカルビーカー50mlに捕集後のメンブレンフィルターを入れる
7%炭酸ナトリウム溶液5mL
約90℃ホットプレート上で約1時間加熱

時々振とうし、蒸発乾固しないように精製水(Ⅱ、Ⅲ、Ⅴ)を加えながら加熱

放冷
目皿上にセルロース混合エステルメンブレンフィルターを敷いたブフナーロートに内容物を移す
50mlメスフラスコ中に吸引ろ過

精製水(Ⅱ、Ⅲ、Ⅴ)でビーカー内、ロートの残渣をよく洗い洗液はろ液に加える

精製水(Ⅱ、Ⅲ、Ⅴ)で50mlに定容し試料液とする

※未使用のメンブレンフィルターについて同様の操作を行いそれをブランクとする

最終試料液の調整後
原子吸光分析

※作業環境ガイドブック参考(一般社団法人日本作業環境測定協会発行)