インジウム化合物

柴田科学ではインジウムの捕集装置から分析試料液調整用ガラス器具まで幅広くご用意しています。

インジウムの捕集と分析 ~誘導結合プラズマ質量分析法(ICP-MS)~

捕集と分析用試料までのフロー

フィルターサンプリング

φ47mmメンブレンフィルター 分流装置C-30型 吸引流量9.6L/min

コニカルビーカー200mlに捕集後のメンブレンフィルターを入れる
抽出用混酸15ml

抽出用混酸(超純水:硝酸:塩酸=400:100:200)

時計皿を載せる

ろ紙と抽出用混液をなじませる

ホットプレート上で加熱

約160℃ 液量が減り抽出液が透明の黄橙色になるまで加熱

一旦ホットプレートから下ろし室温冷却
抽出用混酸2ml

抽出用混酸(超純水:硝酸:塩酸=400:100:200)

時計皿を載せてさらに約30分間加熱

再度抽出液量が減り、透明の黄橙色になるまで加熱

一旦ホットプレートから下ろし室温冷却

時計皿に付いた液を、超純水でコニカルビーカー内に洗い込む

コニカルビーカーをホットプレートに戻す
抽出液が数滴の状態になったら蒸発乾固前にホットプレートから下ろす
室温まで冷ます
希釈用混酸で洗い込みながらメスフラフラスコに40ml定容

希釈用混酸(抽出用混酸:超純水=10:190)

ICP-MS分析

※作業環境ガイドブック参考(一般社団法人日本作業環境測定協会発行)